2026年3月25日 (水)

スローペース

▲3五歩

昼食休憩明けの△3八角のあと、▲2六飛△4九角成▲3五歩と進みました。午前中の序盤は早いテンポで進んでいましたが、午後に入ってからスローペースとなっています。

先ほど控室に谷川浩司十七世名人が来訪しました。

▲3五歩の局面について聞くと「先手の桂得は大きいですが、後手もその損を受け入れて、本譜のように馬を作る流れを想定していたと思います。また現状は後手玉のほうがしっかりと囲えているのも主張でしょう。ただし、先手も▲7七銀と上がれば玉が堅く、広くなります。端歩の突き越しも生かせる形です。ここまで永瀬さんの研究に対し、藤井さんがうまく対応していますね。そういった点からおそらく多くの棋士目線、またAIの評価でも先手が少し指せているとの見解になると思います。後手は馬を使って攻めていければよいのですが、具体的な手段がいまは特に見えません」と述べています。

T谷川浩司十七世名人
(王将4期の獲得歴がある谷川浩司十七世名人)