2020年3月 4日 (水)

渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負はここまで先手番が勝ち続け、両者2勝ずつの激戦となっています。勝ってシリーズ制覇に王手を掛けるのは果たしてどちらか。
第5局は3月5・6日(木・金)に大阪府大阪市「KKRホテル大阪」で行われます。先手は渡辺明王将。持ち時間は各8時間。対局開始は9時、昼食休憩は12時30分から13時30分、1日目は18時以降に封じ手を行います。
立会人は東和男八段、副立会は大石直嗣七段、記録係は清水航二段(伊藤博文七段門下)、観戦記執筆は関口武史指導棋士五段がそれぞれ務めます。

インターネット中継は棋譜・コメントを武蔵記者、ブログを虹が担当致します。
どうぞよろしくお願い致します。

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2020年2月21日 (金)

Dsc_1330 (感想戦は両者とも笑みを浮かべるシーンも)

Dsc_1360 (右桂を使えてリードを奪った広瀬八段)

Dsc_1335 (本譜は歩損が響く展開で、最後まで足りなかった)

Dsc_1369 (封じ手周辺は先手が難しい変化も潜んでいた)

Dsc_1343 (渡辺明王将は感想戦で時おり険しい表情を浮かべることも)

Dsc_1370 (感想戦は20時22分に終了した)

本日の中継は以上です。2日間に渡るご観戦ありがとうございました。第5局は3月5、6日(木・金)に大阪市「KKRホテル大阪」で行われます。どうぞお楽しみに!

Dsc_1323 (大盤解説会場に訪れたファンにあいさつ)

Dsc_1258 (大盤でポイントの局面の感想を述べ合う)

Dsc_1298 (2勝目を挙げてタイに追いついた広瀬八段)

Dsc_1304 (後手番をブレイクできず2勝2敗に追いつかれた渡辺明王将)

Dsc_1309 (両対局者のやりとりを見守る深浦九段、中田宏八段)

Dsc_1306_2 (熱戦を振り返る両対局者と両立会人)

 

Dsc_1193 (終局直後に主催者インタビューが行われました)

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【勝った広瀬章人八段のインタビュー】

――初日から前半を振り返っていただきます。
「あまり実戦例の多くはない形になったと思うのですが、予想よりも早く仕掛けられて。歩を得するんですが、どうまとめるかという将棋で、封じ手の近辺ぐらいからずっと苦労しました」
――2日目の封じ手以降で、右桂を跳ねられて優位な形に持っていったのではないですか。
「ギリギリのタイミングだと思いました。銀との交換になれば互角ぐらいはあるのかなと。あまりいいとは思っていなかったです」
――優勢を意識したのはどの辺りでしょうか。
「飛車を取られていきなり攻め合いの形になったのですが、▲6三歩(89手目)で何もなければこちらの指し手が割とわかりやすいので、少し残しているような気もしましたが、わからなかったです」
――中盤は激しいつばぜり合いになり、終盤はいかがでしたか。
「後手玉が広くて、馬を引きつけられて粘られてしまいました。持ち時間も少なかったので、やってしまったところもあったかなと思いましたが、自玉との兼ね合いを見ながらギリギリに逃げ切れるかなと思いました。こちらもトン死筋があるんですが、▲3九歩(119手目)と打って少し勝ちになっているような気がしました」
――2勝2敗になり、5局以降に進みます。今後へ向けて心境をお願いします。
「星を戻せたので、仕切り直しの三番勝負ということで佳境に入っていきますが、変わらずに一生懸命頑張りたいと思います」

Dsc_1239 【敗れた渡辺明王将のインタビュー】

――封じ手の辺り、長考になりましたが、どういった理由でしたか。
「今日の午前中ですね。▲2四角(51手目)と出られたところは手が広いので長考になりました。封じ手の辺りも含めて手が広く、指された手に対応しようと思っていました」
――昼食休憩を過ぎて、指しにくい状況になっていったのでしょうか。
「歩を5~6枚ぐらい損している展開だったので、1歩足りない変化が多かったような。ちょっと無理があって、1歩足りない将棋になってしまったという感じでやっていました」
――それが終盤まで響いたのでしょうか。
「終盤まで歩が足りない変化が多かったので。飛車を持ち合ったあたりは少し足りないと思いました」
――最後は追い込みを掛けたように見えましたが。
「1手足りないかなと思って指していました」
――4局続いて先手の勝ちが続きました。第5局以降についてお願いします。
「3月になって月が変わって、年度末にもうひと踏ん張りしたいというところです」

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渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第4局は、19時11分に129手で広瀬八段の勝ちとなりました。消費時間は▲広瀬7時間58分、△渡辺7時間59分。七番勝負は両者2勝2敗と五分です。第5局は3月5・6日に大阪市「KKRホテル大阪」で指されます。

広瀬八段の指し手が控室と予想外だったため、再び継ぎ盤の駒が動き出しました。

Dsc_1148 (動きが止まっていた継ぎ盤の駒が再び動き出した)

Dsc_1155 (「先手に少し不安があります。後手の駒が急に働いてきましたから」と深浦九段)

Dsc_1151 (観戦記担当の関口武史指導棋士五段が後手側を持って検討している)