2021年3月 2日 (火)
永瀬王座、優勢
永瀬王座がリードを広げる指し回しを見せています。検討では、(1)△1八飛成▲3八歩△同竜▲4二銀成に△4八成桂とすると、▲5二金△同金▲同成銀△同玉▲7二飛成△6二銀▲4三金△4一玉▲4二歩△3一玉▲8一竜(変化図)以下、後手玉に即詰みが生じます。
よって、(2)△5七成桂▲同角△同馬▲同玉に△8四角(変化A図)の準王手飛車取りをかける順が有力視されています。
実戦は△1八飛成と指しました。検討を上回る用意の一手があるのでしょう。第6局の島根対局が実現しそうです。
(控室には、第67期王将戦第2局で久保利明王将と豊島将之八段が揮毫した大屏風が飾られている。肩書は当時のもの)
当時の中継ブログ
【第67期王将戦七番勝負第2局 揮毫】

決め手ともいえる銀打ちが入りました。▲4八同歩は△5九竜▲同玉△5八金まで。▲4八同金は△同竜▲同歩△6九金まで、それぞれ即詰みが生じます。
渡辺王将は1時間近く考え、▲5九金と引きました。△4七成香の当たりを事前に避け、▲4八歩の受けを用意しています。日本将棋連盟の専務理事として、現地を訪れている脇謙二八段は「王将がひねり出した受けを見せましたね。これは永瀬王座が考えるでしょう」と話し、継ぎ盤を進めます。













12時30分、図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は、▲渡辺5時間44分、△永瀬5時間10分。昼食は、渡辺王将が佐賀牛の陶板焼膳、永瀬王座はうなぎ丼とローストビーフ。対局再開は13時30分です。

