長考の末 渡辺王将は1時間近く考え、▲5九金と引きました。△4七成香の当たりを事前に避け、▲4八歩の受けを用意しています。日本将棋連盟の専務理事として、現地を訪れている脇謙二八段は「王将がひねり出した受けを見せましたね。これは永瀬王座が考えるでしょう」と話し、継ぎ盤を進めます。(読み進める脇謙二八段)