2023年1月28日 (土)

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昼食休憩前の△3五銀に、藤井王将は1時間24分考えたすえに▲2八飛と逃げました。以下△4七歩成▲同金△4六歩▲4八金△6四歩▲7八玉△7四歩と進んでいます。

Ousho20230128010144後手の狙いは△7五歩▲同歩△7六歩の攻めです。藤井王将は▲3八飛の銀取りで△3六歩を打たせました。Ousho20230128010146

銀取りを歩で受けさせて、歩切れにさせれば△7五歩の攻めがないというわけです。
控室では、△3六歩にまた先手の手が難しいといわれています。▲1六歩で▲1七角を狙うのは、△8三角(参考図)が嫌みのようです。

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次の狙いは△7五歩▲同歩△4七歩成です。と金を作られては先手が勝てません。

先手は▲1六歩以外に▲6八金、▲2八飛、▲4五銀と有力手が多いといわれています。「そうか、ここは大事などころですね」と森下九段、「今日はもうあまり進まないかもしれませんね」と島九段。
これらの候補手は方針が全然違い、また駒が入り組んでいるため形勢判断がかなり難しいです。藤井王将の手は止まっており、耳は真っ赤に染まっています。

15時、おやつが出されました。ともに「塩どらやき・抹茶アラモード」で、飲み物は藤井王将が加賀棒茶(冷)、羽生九段がホットコーヒーを頼みました。

Dsc_1889(「塩どらやき・抹茶アラモード」と加賀棒茶・冷)

Dsc_1886 (「塩どらやき・抹茶アラモード」とホットコーヒー)

福田三段
(再開前の対局室。福田三段が待機している)

芦沢央さん
(小説家の芦沢央さん。毎日新聞の観戦エッセイを務める)

羽生九段
(13時27分、羽生九段が先に入室)

扇子
(着席して扇子を置く。責め紙がついたままだ)

藤井王将
(藤井王将は13時28分に戻った)

電波時計
(信玄袋から取り出したのはウエットティッシュと電波時計)

藤井王将
(13時30分、対局が再開し、藤井王将が前傾姿勢になる)

再開
(しかし、すぐに次の一手を指すことなく、藤井王将の長考は続いた)

対局1日目の昼食は、藤井王将が「ズワイ&香箱蟹丼」、羽生九段が「能登豚カツカレー」です(写真はいずれも撮影用)。

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(藤井王将の昼食)

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(ズワイ&香箱蟹丼。もちろん蟹は金沢港で水揚げされたもの)

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(羽生九段の昼食)

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(能登豚カツカレー。もちもちな肉質ととろける脂のバランスが最高)

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12時30分、図の△3五銀の局面で藤井王将が31分考え、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲藤井王将1時間25分、△羽生九段1時間46分(持ち時間各8時間)。対局は13時30分に再開します。

△4五歩

盤上は、羽生九段が44分の長考で△4五歩と反発し、局面がより激しく動きました。

実戦は▲3五歩△7七角成▲同桂△4六歩▲3四歩に△3五銀(下図)と飛車取りに打ったのが攻めをつなぐ好手。控室では▲2八飛△4七歩成▲同金△4六歩▲3七金までは進みそうだと言われており、後手の4筋の歩が大きな拠点なりそうです。

時刻は12時を回って回っており、この局面で休憩に入る可能性は十分あります。

△3五銀

雪
(外は降り続いていた雪がやんだようだ)