15時を回り、対局者のおやつが運ばれました。注文は、菅井八段が「地産フルーツの盛り合わせ」と「とちあいかで作った苺ジュース」、「アイスコーヒー」。藤井王将が「ガトーショコラ」と「とちあいかで作った苺ジュース」。

菅井八段の注文品
苺（とちあいか）、キウイフルーツ、シャインマスカット他

藤井王将の注文品。

天正４年（1576年）に大関高増が築城した黒羽城の跡地が黒羽城址公園として開放されています。

城址公園の入口。少し階段を上る。

本丸の址はドッグランのような芝生の広場になっている。

再開10分前の対局室には菅井八段の姿。実は休憩に入ってから10分後には盤の前に戻って来ていた。

藤井王将は再開の３分前に戻って来た。

着座するなり盤をにらむ藤井王将。

ふと窓の外に視線を飛ばした。

再開が告げられたが菅井八段は指さず。報道陣の退出後に▲６五歩を着手した。

昼食休憩中の対局室。

休憩時の盤面（手前が先手）。

本局の使用駒は掬水作・水無瀬書。

盤も駒も将棋連盟所蔵のタイトル戦用のものだ。

12時30分、図の局面で菅井八段が12分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲菅井１時間31分、△藤井１時間35分。昼食の注文は、菅井八段が「鰻重（地元育ちの鰻）」、藤井王将が「与一和牛カレー・スペシャル」です。対局は13時30分に再開します。

菅井八段の注文品。
鰻重、小鉢、漬物、お椀、デザート。

藤井王将の注文品。
カレー、ご飯、サラダ、デザート。

ボリュームのある和牛ステーキが載っている。

10時過ぎ、朝の対局開始を観戦した子どもたちに、塚田九段と松本七段が指導対局をしていました。その様子です。

時刻は11時30分を回りました。
盤面は両者が穴熊に潜る、相穴熊戦に進んでいます。後手の陣形は一つの完成形に達しています。ここからさらに玉を固めるのか、あるいは攻めの姿勢を見せるのか。方針の決めどころを迎えて藤井王将が時間を使っています。

藤井王将が今日初めてまとまった時間を使っている。

10時30分を回り、対局者のおやつが運ばれました。注文は菅井八段が飲み物のみで「緑茶」と「ホットコーヒー（エメラルドマウンテン）」、藤井王将が「自家製栗羊羹と抹茶のセット」です。

菅井八段の注文。

藤井王将の注文。

相馬憲一大田原市長が振り駒を行った。結果は「と金」が３枚。第１局の先手番は菅井八段に決まった。

一礼をかわして対局が開始された。

菅井八段の初手は▲７六歩。

藤井王将は△８四歩と応じた。

菅井八段が３手目▲１六歩を指したところで報道陣が退出した。

図は９時30分過ぎの局面。
戦型は菅井八段の先手三間飛車に進んでいます。後手は△１四歩と受けている形から穴熊を目指すのかどうかが注目されています。

８時20分頃、記録係の吉田三段が駒を磨いて準備中。

菅井八段が８時34分に入室した。

藤井王将は48分に入室。見学の子どもたちの前を歩く。

駒を並べる藤井王将。

同じく菅井八段。