第66期王将戦七番勝負第3局 Feed

2017年2月 1日 (水)

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12時30分、図の局面で久保九段20分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田1時間49分、△久保1時間31分。昼食の注文は郷田が「天婦羅うどん(温)」、久保が「天婦羅そば(冷)」。対局は13時30分に再開します。

Img_2026天婦羅うどん(温)。

Img_2020天婦羅そば(冷)。

栃木県の北東に位置する大田原市は、人口およそ7万5千人。市の中心を那珂川が流れておりアユ漁が盛んです。松尾芭蕉の「奥の細道」とも縁が深いことから観光地として人気があります。

Img_2014那珂川にかかる那珂橋。対局場のホテル花月は、この橋のたもとにある。

Img_1980黒羽地区には歴史を感じさせる建物が多く残っている。

市内は那須野ヶ原の肥沃な大地が広がっており、農業に適しています。米の生産量は県内トップで、そのほか野菜やフルーツの生産も盛んです。

Img_1982名物のアユを売る高橋商店さん。

Img_1984立派な特大の「焼きあゆ」が5串1束で1,500円とリーズナブルだ。

12時刻は11時を回りました。図の局面で郷田王将が1時間を超える長考をしています。▲3三角成と交換するか否かで、今後の展開が大きく変わるところ。作戦の岐路を迎えています。

Img_1897郷田王将は13手目で大長考。気合を感じさせる。

【追記】
郷田王将は11時19分に1時間27分の長考で▲3三角成を決断。以下△同桂に▲5六歩と進めました。

本局は囲碁・将棋チャンネルの将棋プレミアム(要会員登録・有料)で生中継が行われます。対局初日は中継のみ、2日目は実況解説も行われます。解説は田村康介七段、聞き手は安食総子女流初段です。

【将棋プレミアム生中継】
http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/

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本局は日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント「@shogi_mobile」にて、棋士による解説が行われます。1日目は村田顕弘五段、2日目は平藤眞吾七段が担当します。解説は下記からご覧いただけます。また、棋譜コメントにも抜粋して転載いたします。

【日本将棋連盟モバイルTwitter】
https://twitter.com/shogi_mobile

201702010949村田顕五段が序盤から詳細に解説しています。

Img_1918立会人の田丸九段が時計を確認し対局開始を告げる。

Img_1920一礼をかわして対局が開始された。

Img_1922郷田王将は初手を指す前に扇子を開いて気息を整えた。

Img_1927郷田王将の初手は▲2六歩。

Img_1934久保九段は△3四歩と応じた。

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図は9時40分頃の局面。
久保九段は角道オープン型の四間飛車に構えました。

おはようございます。
現地の天候は晴れ。朝方は-5度まで冷え込みました。対局は9時に開始されます。

Img_1839ホテル花月から那須連山を望んで。

【本日のスケジュール】
9時:対局開始
10時30分:午前のデザート
12時30分:昼食休憩
13時30分:対局再開
15時:午後のデザート
18時を回ると、次の一手が封じられ翌日に指し継がれます。

2017年1月31日 (火)