渡辺、勝負手を放つ ▲4五歩で後手の角の行き場がなくなりました。もちろん渡辺王将は承知の上で踏み込んでいるわけで、ここに至る手順は渡辺王将の勝負手なのではないかと言われています。 渡辺王将は△6七歩成と踏み込みました。
さぎの湯荘 館内 (鷺が描かれた照明) (ラウンジの棚) (島根県や安来市に関する本、足立美術館に関する本が多く置かれている) (中庭。今日は雨が降っていない) (安来市の観光ポスター) (安来節演芸館で開催する子供安来節大会のポスター。まだ間に合います) (卓球台)
長考 郷田九段は1時間3分の長考で▲7四角と打ちました。これは立会人の久保九段も候補にしていた手で、受けては△6五桂を防ぎ、攻めては▲4一角成を見た攻防手です。 郷田九段はこの長考で残り1時間を切りました。
昼食休憩 12時半、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲郷田5時間11分、△渡辺5時間37分(持ち時間各8時間)。対局は13時半に再開します。 (渡辺王将の昼食は刺身定食) (郷田九段の昼食は海鮮丼定食)
王将戦特別弁当 大盤解説会場の安来節演芸館の食事処「どじょう亭」では、昨日・今日の2日間限定で「王将戦特別弁当」(1000円)が販売されています。 (安来米、出雲そば、どじょうのから揚げ、イチゴなどなど、地元の味がいっぱいに詰まったお弁当) (カボチャは「王将」風)
局面が動く 郷田九段が▲4五桂と跳ねて、いよいよ本格的に局面が動きだしました。 (1)△4二銀は▲5六銀△同銀▲5五角が王手飛車取りで先手優勢。 (2)△4四銀上は▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2九飛と2筋の歩を交換できます。久保九段は「矢倉囲いで飛車先の歩が切れている形は非常に攻めやすいので、これは先手が指しやすいと思います」。 本譜は(3)△7五歩と突きました。 (検討する久保九段と、観戦記担当の加藤昌彦さん)