(抱負を語る藤井王将)
「私は今回、初めて伏見稲荷さまに訪れたのですが、有名な千本鳥居を直に見ることができ、壮観な眺めに圧倒されました。鳥居がふた手に分かれるところで記念撮影をしまして、それぞれの道がどこに続いているのか気になったりもしました。将棋もそういった分岐というか、分かれ道がいくつも続いていくゲームですので、一手一手しっかりと読みを入れて指していく、そういった内容の充実した将棋が明日から指せればと思っています。2日間集中して、いい将棋をお見せできるよう全力を尽くしたいと思います」
(続いて永瀬九段)
「京都でタイトル戦は何回かあったのですが、今回、伏見稲荷大社さまに伺うのは初めてとなりました。私はアニメが好きで、千本鳥居はそちらほうで見ていたことがあったのですが、やはり現地に行きますとすごい神秘的で、気持ちがより一層引き締まりました。正式参拝はとても厳かな雰囲気で、明日から対局が始まるという感じがしました。キツネの像もとても楽しみにしていまして、やはり実物は迫力があるなと感じました。第1局は敗れてしまい、明日も後手番でとても厳しいですが、精一杯頑張りたいと思っています」
さらに前夜祭は続きますが、報道陣はここで退室。最後に呈された料理の一部を紹介します。
(右がトルティージャ・トマトソース、左が牛肉のリエット・エストラゴンの香り)