藤井王将の長考(2時間0分)を超える羽生九段の長考。このまま王将戦史上最長考記録だった3時間33分(2003年1月28・29日、第52期王将戦第3局▲佐藤康光王将-△羽生善治竜王の55手目)を超えるかと控室で言われていましたが、2時間21分で△2七歩成と指しました。
△3七歩が最有力視されていましたが、△2七歩成も候補に挙がっていました。
しかし▲2七同銀に△2五飛(下図)は予想されていませんでした。△2五飛に代えて△2九飛▲3八銀△1九飛成と香車を取る手順が考えられました。羽生九段は長考の先に何を見たのでしょうか。
△2五飛は銀と桂馬の両取りになっています。藤井王将はどのように対応するでしょうか。ここも長考になりそうです。
(さんべ荘敷地内にある、しいたけの原木)
(小さなしいたけが見える。大きく育ったものは、さんべ荘の売店で購入できる)