15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。メニューは藤井王将が「柚子ジンジャーエール」、羽生九段が「丹波大納言小豆と北海道産 月光ユリ根を使った善哉　塩昆布とご一緒に」、「東京紅茶（温）」です。

（藤井王将はドリンクのみ）（羽生王将のメニュー）

（階段状の滝）

（階段を上がった先から「多摩モノレール」を撮影）

（夜になると、よりきらびやかだ）

対局場のホテルは2020年にオープンした複合施設「GREEN SPRINGS（グリーンスプリングス）」に面しています。GREEN SPRINGS内では、昨年11月末から今月14日まで「 GREEN SPRINGS 2022 WINTER INSTALLATION『Daydream』」が開催されており、アート作品を楽しむことができます。

（夜に同じアングルで撮影したもの。電飾の使用を控え、作品を照らすことで電力消費が抑えられている）

13時30分、対局再開。手番の羽生九段は引き続き時間を使っていました。

12時30分、この局面で羽生九段が36分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生４時間14分、△藤井６時間29分。
昼食の注文は、藤井王将が「天然ブリの胡麻醤油漬けと東京狭山茶の出汁茶漬け　伊藤養鶏場の烏骨鶏卵の出汁巻（SORANO米の白御飯、自家製香の物、上野原ハーブガーデンのリーフサラダ）」、「黒豆グリーンルイボスティー（冷）」。羽生九段が「国産牛のタンとほほ肉を柔らかく煮込んだハヤシライス（自家製ピクルス、上野原ハーフガーデンのリーフサラダ）」、「マンゴージュース」です。対局は13時30分に再開されます。

（藤井王将のメニュー）

（羽生九段のメニュー）

あいにくの天気ということで、昨日までに撮影した写真をご紹介いたします。

対局場の「SORANO HOTEL」の近くには、総面積180ヘクタールにも及ぶ「国営昭和記念公園」があります。羽生九段は４歳から八王子市内に住んでいたため、何度か遊びに訪れたことがあるそうです。

（公園の入り口はいくつかあるが、対局場からは「あけぼの口」が近い）

（公園側から撮影したSORANO HOTELの外観）

（あけぼの口から入って、みどり橋を渡った先は立川ゲート。ここから先は入園料が必要になる）

（昨年から窓口・券売機でキャッシュレス決済が可能になった）

予報通り、２日目の朝から都内で雪が降り始めました。

（対局場の「SORANO HOTEL」入り口）

（控室のベランダから撮影した国営昭和記念公園）

11時頃、藤井王将は歩頭に銀をぶつける、すさまじい受けをひねり出しました。▲６二同歩成に△同金が５三の地点を強化しつつ、３一の角取りになるという寸法です。森内九段は「普通の手ではない、何か決め手があったら終わり」と話しており、形勢については依然として後手が苦しいと見られています。