2023年1月 8日 (日)

31歳9ヵ月差のタイトル戦

今回の七番勝負は、両対局者に31歳9ヵ月もの年齢差があります。これは歴代2位の記録。1位は大山康晴十五世名人と南芳一九段による第15期棋王戦で、40歳2ヵ月差のタイトル戦でした。
なお、記者が調べたところでは、年齢差のあるタイトル戦の3位は藤井王将と木村一基九段による第61期王位戦で29歳差、4位は羽生九段と米長邦雄永世棋聖による第52期名人戦で27歳3ヵ月差、5位は大山康晴十五世名人と桐山清澄九段による第28期棋聖戦で24歳6ヵ月差でした。
羽生九段は2002年7月生まれの藤井王将と1943年6月生まれの米長永世棋聖とタイトル戦での対戦があるわけで、こうしたデータからも長く上位で活躍し続けているかがわかります。なお、藤井王将は、米長永世棋聖が59歳1ヵ月のころに生まれました。

Dsc_3725_2 (羽生九段)