2020年3月
1日目の昼食 食レポ
対局者の昼食に提供された、ヤマメの塩焼き、ニジマスの甘露煮をご紹介します。
(低温の炭火でじっくり焼く)(武富女流初段の食レポ。「川魚を食べるのは10年ぶりぐらいです。噛めば噛むほど、味がありますね。1日3食、ヤマメでもいいです」)
(糸谷八段はニジマスの甘露煮を食した。なぜか、武富女流初段が動画を撮影しながら「味はいかがでしょう」と質問。「すっと頭からいって、パリパリと食べられます」と糸谷八段)
1日目 対局再開
1日目 昼食休憩中の対局室
1日目 昼食休憩
模様を広げる
1日目 午前の控室
広瀬八段の趣向から渡辺王将の右玉
戦型は角換わりになりました。△3三銀に▲1六歩(図)が広瀬八段の工夫です。
「端! これは△1四歩と受けたときに早繰り銀がありますね」(糸谷八段)
図から△1四歩▲3六歩△6二銀▲3七銀△7四歩▲7八金△7三銀▲4六銀△6四銀(参考1図)と進んだとしましょう。
参考1図から▲3五歩△同歩▲同銀△3四歩▲2四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛(参考2図)。
参考2図で△1五角がありません。端歩の交換を入れた効果で、スムーズに銀交換ができるわけです。
渡辺王将は1図で△1四歩と受けず、広瀬八段は▲1五歩と突き越します。右玉に構えたのは、1筋の位の圧力を緩和した意味です。
1日目 午前のおやつの食レポ
撮影用に提供された対局者のおやつに、糸谷八段と武富礼衣女流初段(佐賀県出身で、大盤解説の聞き手の予定だった)が食レポを行いました。
(武富女流初段は「邪念を振り払わないといけないんです」と精神統一? 糸谷八段も目を閉じる)
(ベイクドチーズケーキに「おはよう、卵って感じです」と武富女流初段。記者も試食したが、卵の風味が印象に残る。関係者によれば、当時の久保利明王将が「いままで食べたチーズケーキのなかでいちばん美味しい」と絶賛したチーズケーキだという。ちなみに、糸谷八段もチーズケーキを味見したが、「おはよう、卵は出てこないです。自分のコメントはつまらないですよね」と投了していた)
【Twitter:スポニチ文化社会部@sponichibunsha】
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