2017年2月

2017年2月12日 (日)

関係者一行は新倉敷からバスで対局場へ移動し、対局検分を行いました。検分は10分ほどで終了。その後、記念の揮毫が行われました。(揮毫の様子はこのあと、本日の夜に掲載致します)

Photo_2 (検分開始前)

Photo_3 (関係者の問い掛けに笑みを浮かべる両対局者)

Photo_4 (駒箱を開ける郷田真隆王将)

Photo_5 (挑戦者、久保利明九段)

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囲碁・将棋チャンネルの将棋プレミアムでは、対局の模様の生中継が行われます。詳細は以下のとおりです。

◆対局1日目
日時 2月13日(月)8時55分開始
解説 なし (対局1日目は無料配信)
 
◆対局2日目
日時 2月14日(火)8時50分開始
解説 勝又清和六段
聞き手 内田晶記者

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【協賛:囲碁・将棋チャンネル】
http://www.igoshogi.net/

現地では対局両日とも大盤解説会が行われます。詳細は以下のとおりです。

日時
2月13日(月)13時受付、14時開始、18時まで
2月14日(火)9時受付、10時開始、終局まで

会場 やかげ文化センター

参加費 無料

解説 菅井竜也七段

聞き手 室田伊緒女流二段

申込方法 先着順(定員になり次第終了予定)

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郷田真隆王将に久保利明九段が挑戦する第66期王将戦七番勝負は、久保九段の3連勝で第4局を迎えました。対局は2月13・14日(月・火)に、岡山県小田郡矢掛町「備中屋長衛門」で行われます。立会人は井上慶太九段、副立会人は菅井竜也七段、記録係は西田拓也三段(森信雄七段門下)がそれぞれ務めます。

インターネット中継は棋譜・コメントを飛龍記者、ブログを潤が担当します。 どうぞよろしくお願い致します。  

【主催:スポーツニッポン新聞社】
http://www.sponichi.co.jp/

【主催:毎日新聞社】
http://mainichi.jp/

2017年2月 2日 (木)

Img_2417終局後、両者にインタビューが行われた。

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【久保九段の談話】
――飛車を取られて先手の迫力ある攻めが続きました。受けに回っている間はどのように見ていましたか。
「しょうがない、しょうがないという感じの受けでしたので、苦しいと思っていました」

――終盤は攻守が逆転しましたが、どのあたりで勝ちが見えましたか。
「2回目の△6六歩(120手目)と打ったところで手がつながりそうだと思いました」

――これで3連勝ということになりましたが、いかがでしょうか。
「次の一局一局をやっていこうと思います。先のことは考えずに」

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【郷田王将の談話】
――▲3五とと引いたあたりはどのように見ていましたか。
「まあ、よくわからなかったんですね」

――飛車を取って攻めが快調なようにも見えましたがいかがでしたか。
「うーん、ちょっとよくわかっていなかったんですけど。途中は△3四歩(62手目)~△3五歩の筋をちょっとうっかりしてしまいまして」

――対局全体を振り返っていかがでしょうか。
「角を打っては見たものの攻め込める順がなかったので、終始あまり自信がなかったです」

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時刻は18時30分を回るところ。局面の焦点は▲5二歩成の余裕を与えず、後手の攻めが決まるかどうかに絞られてきました。一時は先手持ちに揺れていた検討陣ですが、現在は後手の攻めがうるさいと見ています。また、Twitter解説の平藤七段は、ずっと難しいと見ており、現在は後手の攻めを振りほどくのは大変と見て、後手持ちの見解を示しています。

■Twitter解説■
平藤眞吾七段>ついに振り飛車側の反撃の手が回りました。これを先手陣は手薄い格好なので振りほどくのは大変とみています。