【久保九段の談話】
――飛車を取られて先手の迫力ある攻めが続きました。受けに回っている間はどのように見ていましたか。
「しょうがない、しょうがないという感じの受けでしたので、苦しいと思っていました」
――終盤は攻守が逆転しましたが、どのあたりで勝ちが見えましたか。
「2回目の△6六歩(120手目)と打ったところで手がつながりそうだと思いました」
――これで3連勝ということになりましたが、いかがでしょうか。
「次の一局一局をやっていこうと思います。先のことは考えずに」
【郷田王将の談話】
――▲3五とと引いたあたりはどのように見ていましたか。
「まあ、よくわからなかったんですね」
――飛車を取って攻めが快調なようにも見えましたがいかがでしたか。
「うーん、ちょっとよくわかっていなかったんですけど。途中は△3四歩(62手目)~△3五歩の筋をちょっとうっかりしてしまいまして」
――対局全体を振り返っていかがでしょうか。
「角を打っては見たものの攻め込める順がなかったので、終始あまり自信がなかったです」