まずは弘前大学教育学部附属中学校を訪問。同校は県内で唯一、囲碁将棋部があります。郷田王将と羽生名人は30分ほど滞在し、部員のみなさんと交流しました。両対局者からは色紙、第65期王将戦弘前市実行委員会からは、リンゴの木で作った駒と駒箱が同部に贈呈され、最後に質疑応答の場が設けられました。「いちばん印象深い対局は何ですか」との質問には、郷田王将は初めてタイトルを獲った対局、羽生名人はプロデビュー局と答えていました。
ちなみに羽生名人のデビュー戦は、第36期王将戦一次予選でした。対戦相手は宮田利男六段(現八段)。当時の感想戦写真をこちらで見ることができます。
(郷田王将「人の縁を大事にして、将棋を通じて何かを見つけてください」)
(羽生名人「将棋はいろんな人とできるゲーム。これからも続けてください」)