2015年1月30日 (金)

郷田九段の長考

58_62封じ手の△4六歩から▲同銀△5四銀(58手目)と進みました。この一手ともいえる▲4六同銀に対して△5四銀は1時間54分の大長考。「どういうことだろう」と控室では疑問の声があがっていましたが、以下▲5五銀△同角▲4六角に△3三角(62手目)をみて、「この手を考えていたのか」と中村修九段は納得していました。3三の空白地点を生かした角引きです。
62手目の局面から(1)▲3七桂△4五銀▲同桂△4四角▲5五銀△4九飛は後手指せそうということで(2)▲2五飛が予想されています。

Dsc_0263 (松本六段と佐藤秀七段が検討している)