2015年1月

2015年1月21日 (水)

16時半から対局室の検分が行われました。

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(郷田真隆九段が先に入室)

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(渡辺明王将も入室)

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(渡辺明王将)

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(郷田真隆九段)

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(特に問題点はなく、検分は5分ほどで終了した)

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(駒を片づけて、検分が終わった)

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(じっくり見ると丸1日見学にかかる。今回は駆け足で見学した)

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(白砂青砂の庭)

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(渡辺明王将)

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(郷田真隆九段)

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(ここでも記念撮影)

このあと横山大観の日本画、北大路魯山人の陶芸品などを見学しました。

現地ではまもなく検分が行われます。

対局者は米子空港からバスでさぎの湯荘に向かい、15時頃に到着しました。

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(さぎの湯荘に入った渡辺明王将と郷田真隆九段)

その後、近くの「足立美術館」を見学しました。こちらは2014年12月に発表された日本庭園ランキング「2014 Shiosai Rankings」において、第1位に選出されました。足立美術館の「日本庭園日本一」は12年連続です。

Shiosai Rankingsはアメリカの日本庭園専門誌「Sukiya Living / The Journal of Japanese Gardening」が年に1回発表しているランキングです。

足立美術館はまた、横山大観を中心とする絵画・美術工芸品を多く所蔵しています。

080(足立美術館前で記念撮影に収まる渡辺王将と郷田九段)

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(足立美術館の庭園。遠くの山までも庭園に溶け込んでいる)

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(記念撮影)

渡辺明王将に郷田真隆九段が挑戦する、第64期王将戦七番勝負、第2局は1月22日・23日(木・金)に島根県安来市「さぎの湯荘」で行われます。

先手は郷田九段。持ち時間は各8時間。両日とも9時に対局が始まります。封じ手時刻は18時。昼食休憩は両日とも12時半~13時半。

本局の立会人は久保利明九段、副立会人は畠山鎮七段、記録係は藤田彰一三段(森安正幸七段門下)。また現地の大盤解説会の聞き手を香川愛生女流王将が務めます。

【棋譜中継】
第64期王将戦七番勝負の棋譜中継は毎日新聞社特設サイトで行われています。こちらのページからご覧ください。また、携帯アプリ「日本将棋連盟モバイル」でも中継しております。

【関連リンク】
■主催
スポーツニッポン新聞社
毎日新聞社
日本将棋連盟

■協賛
株式会社 囲碁将棋チャンネル

■共催
島根県安来市・安来市王将戦開催実行委員会

■後援
安来市教育委員会・安来市観光協会・山陰中央新報社・新日本海新聞社

■運営協力
松江棋翔会

本局は新安来市発足10周年記念事業のひとつとして行われます。旧安来市・広瀬町・伯太町が2004年に合併しました。

【ニコニコ生放送】
第64期王将戦七番勝負の模様は全局ニコニコ生放送にて無料生放送が行われます。息詰まる対局室の迫力とプロ棋士による詳細解説をお楽しみください。

第64期王将戦七番勝負第2局 初日
解説:飯塚祐紀七段 聞き手:本田小百合女流三段

第64期王将戦七番勝負第2局 2日目
解説:塚田泰明九段 聞き手:山田久美女流四段

【現地大盤解説会】
■日時
2015年1月22日(木)・23日(金)
両日とも、受付9時30分、開始10時
また22日(木)11時から、大盤解説会参加者を対象に将棋大会と指導対局を開催します。

■会場
安来節演芸館 (島根県安来市古川町534、鷺の湯温泉地内・足立美術館隣)

■入場料
2日通し おとな3000円、高校生以下2000円
1日のみ おとな2000円、高校生以下1000円

※いずれもどじょう亭食事券などを含みます。

安来市ホームページ王将戦開催情報 チラシ(PDF)

中継は棋譜・コメントを夏芽記者、ブログを翔が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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(対局場のさぎの湯荘)

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(大盤解説会場の安来節演芸館)

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(前夜祭は今晩、「夢ランドしらさぎ」で行われる。参加は事前申し込み制で、既に締め切られている)

2015年1月12日 (月)

第64期王将戦七番勝負第1局は渡辺王将の先勝となりました。
第2局は1月22日・23日(木・金)に島根県安来市「さぎの湯荘」で行われます。
どうぞお楽しみに。

Img_2016二の丸茶屋と天守閣。

Img_2012本局の棋譜。

第1局の中継はこれで終了いたします。
ご観戦誠にありがとうございました。

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Img_1858【渡辺王将の談話】
「▲5五銀左(59手目)はその局面になれば指そうと考えていた。難しい変化が多く、分かっていなかったのでやってみた。△3七角成(62手目)はあまり考えていなかった。飛車を取れて、▲2四歩と反撃できて自信を持った。始まったばかりなので、次もまた頑張りたい」

Img_1903【郷田九段の談話】
「▲5五銀左は潜在的に考えていたが、対局中は忘れていた。指されてまずいと思った。指せると思ったところはなかった。少しずつ足りない。端を攻めたのは指しすぎだったかもしれない。▲5五銀左が見えていれば考えていたかもしれない。ずっと悪いが飛車を取られてからはダメですね。第2局からは巻き返しを図りたいです」

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渡辺明王将に郷田真隆九段が挑戦する第64期王将戦七番勝負第1局は渡辺王将の勝ちとなりました。消費時間は▲渡辺6時間51分、△郷田7時間54分。渡辺王将は3期連続で掛川対局を制しました。第2局は1月22・23日に島根県安来市「さぎの湯荘」で行われます。