2014年1月

2014年1月13日 (月)

対局は本日9時に再開します。控室の封じ手予想は、新手となる△6九銀と、前例どおりの△4三金です。いずれにしても、前例から手を変えるのは後手からになりそうです。

真田七段は、渡辺王将が87手目▲6六桂に時間をつかったことを気にしていました。「▲6六桂は予定ならばすぐに指せる手です。1時間14分の長考は、読みの確認中に、なにかいやな順が見えたのかもしません。すぐに指したほうが消費時間の面でも絶対に得ですから」

【スポニチアネックス】スピード相矢倉 初日でもう87手

【毎日jp】相矢倉、早くも終盤戦 第1局

N008 (掛川城と二の丸茶室。前日の封じ手直前に撮影)

2014年1月12日 (日)

86▲永瀬-△羽生戦は図で▲6六桂と打ち、7四歩を狙いにいきました。歩を持てば▲4二歩で飛車の利きが止まり、後手玉が危なくなります。ここで渡辺王将が30分ほど考えています。▲6六桂を上回る手を探しているのか、それとも▲6六桂の先を考えているのか。

K001 (16時30分ごろの対局室映像)

K014_2 (田中寅九段は▲6六桂の先を考えている。難解な変化が続くようだ)

8215時39分、82手目△9三飛まで進みました。▲永瀬-△羽生戦の87手目▲6六桂まであと5手、封じ手の18時まであと2時間21分です。「87手目▲6六桂では止まらないかもしれない。90手超えもあるかも」と真田七段。

G103 (渡辺王将。昼食休憩明けに撮影)