第42期五番勝負第2局 Feed

2016年1月24日 (日)

対局再開

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(対局室に先に清水市代女流六段が戻った)

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(里見香奈女流名人)

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(対局再開。清水女流六段が7九の銀をつまむ)

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(43手目▲6八銀を見て考える里見女流名人)

(翔)

対局者の昼食

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(里見香奈女流名人の昼食は山掛けそば)

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(清水市代女流六段の昼食は卵とじうどん)

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(敷地内のそば屋「羽根屋」から運ばれた)

(翔)

昼食休憩

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図の局面で正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲清水1時間25分、△里見1時間12分(持ち時間各3時間)。対局は13時に再開します。

(翔)

仕掛けを回避

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控室では上図で△2五桂と桂損で仕掛ける手があるのではないかと検討していました。

以下▲2五同飛△同飛▲同桂△2一飛▲2九飛△2四歩▲4五歩△2五歩▲4四歩△2六歩▲5四歩△2七歩成(参考1図)▲5三歩成△同銀▲4九飛△4五歩▲同飛△5四銀(参考2図)が一例です。

Sankou03_2

後手は先に桂損しますが△2四歩から取り返し、伸ばした歩をと金にします。

Sankou04_2

先手は飛車を4筋に回って反撃しますが、参考2図の△5四銀で後手が指しやすいと言われていました。

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本譜は△4三金と仕掛けを回避しました。先手が▲8八玉とさらに固めようとして離れ駒が生じる瞬間に仕掛けるのでは、と言われています。

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(検討する東八段、室田女流二段、脇八段)

(翔)

前例1局

図は端歩を突き合った局面です。

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前例は1局、▲有吉道夫九段-△高橋道雄九段戦(1983年)です。控室では東八段と脇八段が「(居飛車党の)高橋さんが振り飛車を指したのですか」と驚いていました。

▲有吉-△高橋戦の進行は△3三角▲2五歩△4二角(参考1図)。

Sankou01

脇八段は、いきなり△4二角では▲2二飛成があると指摘しました。以下は△2二同金▲4五歩△2七飛▲4四歩△5二銀▲1七桂(参考2図)が一例です。

Sankou02

この変化は▲1六歩(29手目)がいきる展開です。

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(パソコンのデータベースを見る脇謙二八段)

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(室田伊緒女流二段は大盤解説会の次の一手賞品の色紙を書いていた)

(翔)

兄弟弟子

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(東和男八段と脇謙二八段が継ぎ盤を挟む。東八段のほうが入門が1年早い兄弟子。高島一岐代九段門下はふたりのほかには、九段のおいにあたる高島弘光八段が棋士になっている)

(翔)

10時のおやつ

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(10時のおやつは出雲市「菓子工房みまつ」の生大福。手前が栗、左奥が抹茶、右が珈琲)

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(現地は雪が降ったりやんだり)

(翔)

10時頃の控室

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(10時頃の控室。室田伊緒女流二段、東和男八段、脇謙二八段が検討している。東八段と脇八段は高島一岐代九段門下の兄弟弟子)

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(脇八段)

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(室田女流二段)

(翔)

5筋位取りvs向かい飛車

序盤から駆け引きが見られました。

里見女流名人が4手目に△4四歩と止めたことで、7手目に清水女流六段が▲2五歩と後手の態度を尋ねました。

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里見女流名人は△3三角と応じ、12手目に△2二飛とし、向かい飛車を選びました。

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清水女流六段の作戦が注目されましたが、23手目に▲5五歩で位を取りました。

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(翔)

開始前のハプニング

対局開始前の8時49分頃、対局場の出雲文化伝承館の近隣一帯が停電するハプニングがありました。

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(真っ暗な中、入室した清水市代女流六段。苦笑い)

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(里見香奈女流名人も入室。すぐに一礼して駒を並べようとする)

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(関係者から対局を遅らせる可能性を伝えられ、天井の照明を見る里見香奈女流名人)

8時56分に無事復旧。一同から「おお」と歓声が上がりました。

対局は定刻の9時から予定通りに行われています。

【女流名人戦】対局開始直前に停電!第2局始まる(スポーツ報知)

(翔)

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