北島國造館
出雲大社に隣接する北島國造館を訪問しました。
出雲国造北島家は天照大御神の第二の御子神の天穂日命(あめのほひのみこと)を始祖としています。出雲国造家は南北朝時代までは一子相伝で出雲大社の祭祀を取り仕切っていましたが、南北朝時代に千家と北島家に分立しました。幕末までは両家が出雲大社の祭祀を執り行っていましたが明治期以降は千家が執り行うことになりました。
現在は別の宗教法人となっていますが、出雲大社の敷地内から北島國造館に通じる門は、出雲大社内に現存する中で最古のもので、つながりを感じさせます。
第八十世当主(國造)の北島建孝さんは里見香奈女流名人の後援会会長を務めています。里見女流名人の母校である大社高校のOB会会長を務めていることが縁になったそうです。
(こちらは出雲大社)
(鳥居をくぐって右側にある宝物殿の奥に、門がある)
(出雲大社と北島國造館をつなぐ門。出雲大社に現存する中で最古のものと言われている)
(北島國造館)
(御神殿)
(正面玄関にあたる大門)
(第八十世國造の北島建孝さん。神事の合間にお話を伺うことができました)
(翔)