2013年2月14日 (木)

20130213_95 佐藤康光王将に渡辺明竜王が挑戦する第62期王将戦七番勝負第3局は17時7分、95手で佐藤王将の勝ちとなりました。消費時間は▲佐藤7時間25分、△渡辺6時間48分。この結果、七番勝負は佐藤王将の1勝2敗に。第4局は2月19・20日(火・水)、栃木県大田原市「ホテル花月」にて行われます。

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(渡辺竜王が83手目▲8五桂に考えている)
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(大盤解説会場では佐藤秀七段が「渡辺竜王は自玉が攻められているわけでもないのに、なぜ悪くなったのかと思っているかもしれません。まだ、本格的な戦いって起きていないんですよね。2四銀を相手にせず、左辺で戦う佐藤王将の感覚はさすがだと思います」と話していた)

20130213_83 佐藤王将は▲8五桂と駒を足して、玉を安全にしながら▲7三香からの成駒量産体制を整えました。▲7三香に備えて△4二金上なら▲9四玉△9七歩成▲9三玉と入玉して少しずつポイントを挙げていきます。後手陣という場所で新しい街をつくるかのよう。
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(不思議な標識。裏は?)
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(交通安全を呼びかける標識。将棋も危険が多い。不注意に気をつけたい)

20130213_81 81手目▲9五玉まで。先手良しと見られています。押さえ込みが重要と1日目から言われていましたが、先手はと金の厚みで飛車を押さえ込んでいます。渡辺竜王は熟考して手段を探しています。
屋敷九段「▲8四歩はいい手の感触がありますね。先手がいいですが、玉が流れ弾に当たらないように気をつけたいですね。後手は方針が難しいですね。と金がいるので、直接先手玉に攻めるのは難しいです。ですから、駒を取りに行くことになりそうです。例えば△2六香と飛車を狙いたいですね」
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(対局者の草履。左が渡辺竜王、右は佐藤王将