
△8五桂▲同歩△7五角で図の局面。先手に桂を渡したので後手玉は詰めろになっていますが、△7五角が合駒請求の王手で、駒を1枚使わせれば後手玉の詰めろは消えます。△7五角に▲8七玉は先手玉に詰みがあり、▲8六桂や▲8六銀と合駒するのは△7八角成で受けが難しい形です。先手は厳しい状況に追い込まれました。

△8五桂▲同歩△7五角で図の局面。先手に桂を渡したので後手玉は詰めろになっていますが、△7五角が合駒請求の王手で、駒を1枚使わせれば後手玉の詰めろは消えます。△7五角に▲8七玉は先手玉に詰みがあり、▲8六桂や▲8六銀と合駒するのは△7八角成で受けが難しい形です。先手は厳しい状況に追い込まれました。

77手目▲4三歩から△7六桂▲同金△6七金▲7七金引△8六飛(図)と進みました。郷田王将、迫力満点の寄せです。ただ、飛車の横利きが消えると、先手に▲3一銀を与えます。ハイリスク・ハイリターンの寄せといえます。果たして決まっているのかどうか。
図の局面で郷田王将が長考しています。形勢は後手有利ですが、ここからも難所が続きそうです。
「基本的に後手がいいのは間違いないと思います。休憩中に郷田王将側から盤面を眺めたのですが、かなり好印象を持ちました。ただ、方針をしっかり定めないといけない局面だと思います」(深浦九段)
「後手はしっかりプランを立てておかないといけません。たとえば飛車はどう使うのか、△8八歩はどのタイミングで決めるのか。プランがなくては、その場その場で対処できません」(野月七段)
「午前中とは異なり、候補手が多い局面になったので、後手が間違えやすい局面になっています。複数の候補手が続く際に、自身の感覚に誤っている箇所があると、『いつの間にか形勢が悪くなっている』という展開になりやすいです」(千田五段)
【スポニチ:花添えた生け花 花ことば「福をなす」「努力」「潔白」】
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/02/17/kiji/K20160217012056170.html