2020年1月24日 (金)

対局者が高槻市に到着後、安満遺跡公園を見学してから対局場である山水館に向かいました。
検分は16時から予定どおり滞りなく行われ、数分で終了しています。
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Img_1447(渡辺明王将)
Img_1450(広瀬章人八段)
Img_1460(数枚の駒を並べて感触を確かめる)
Img_1456(最後に照明や陽の入り具合をチェックした)

渡辺明王将に広瀬章人八段が挑む第69期大阪王将杯王将戦七番勝負は、第1局を渡辺明王将が勝利し、幸先のよいスタートを切りました。第2局は1月25・26日(土・日)、大阪府高槻市「山水館」で行われます。本局の立会人は桐山清澄九段、副立会人は稲葉陽八段、記録係は古森悠太四段がそれぞれ務めます。
本局の先手は広瀬八段で、持ち時間は各8時間。対局開始は9時で、昼食休憩は12時30分から13時30分まで。1日目の18時を回ると手番の対局者が次の一手を封じ、翌日9時から指し継ぎます。

【主催:スポーツニッポン新聞社】
http://www.sponichi.co.jp/
【主催:毎日新聞社】
https://mainichi.jp/
【特別協賛:大阪王将】
https://www.osaka-ohsho.com/
【協賛:囲碁将棋チャンネル】
http://www.igoshogi.net/

インターネット中継は棋譜・コメント入力を夏芽記者が、ブログを武蔵が担当します。よろしくお願いいたします。

2020年1月13日 (月)

Dsc_0856(先勝した渡辺王将)

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Dsc_0871(広瀬八段は第2局の先手番で追いつけるか)

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本局の中継ブログは以上で終了します。ご観戦ありがとうございました。第2局は1月25、26日(土、日)大阪府高槻市「山水館」で行われます。どうぞお楽しみに。

 

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―― 直近の対決の叡王戦と同じく矢倉になりました。どのような構想で。

渡辺 ▲9六歩を突いてから早囲いにするのは、予定だったのですが、そのあとに具体的なプランがなくて。銀交換になって、いちおう予定ではあったのですが。△9四歩で端攻めを見せられて、対応がなかったのが序盤の誤算です。長考して▲7七金上はちょっと失敗したので、粘りにいく方針で組み立てたのですが。

―― 端攻めを見せられて封じ手になったのですが、一夜もやもやした状態だったと。

渡辺 仕方がないかなと思ったんで。▲7五歩は自分の玉頭なのですが、いかないとジリ貧になってしまうので。

―― 形勢が傾いたと思ったのは。

渡辺 今日の午前中は大変になっていたとは思います。よくなったと思ったのは△5八銀に▲5九銀で手駒が増えていったので。それまでは元が悪そうだったので、いい勝負にはなったかなという認識でやっていました。

―― 封じ手の△6三金に▲2四歩でしたが。

渡辺 △6三金なら▲2四歩は昨晩からの予定で、▲2九飛までは決めていました。そのあとは、かなり怖い変化も多かったですが、進んでから考えようかなと。

―― 今日の昼食休憩でも怖い変化も多かったですか。

渡辺 あそこは長考になって、2択3択で迷っていました。本譜の選択が正しかったどうかはわかりませんが、ほかの変化が怖かったので、いちばん無難な順を選びました。形勢はわからないですけど。

―― 勝ちに近づいたと思ったのは。

渡辺 ▲6三銀で攻めが一手速いかなと思いました。

―― これで幸先よいスタートです。第2局に向けて。

渡辺 まだ始まったばかりですし、第2局までほかの対局もありますし、また近くなったら作戦を練って臨めればと思います。

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―― 全体的に広瀬八段が描いていたペースをつかめていたところはあったのでしょうか。

広瀬 序盤の▲9六歩に対応としては、まずまずだったかなと思います。▲7七金上は本意ではないだろうなと思っていました。何か攻勢が取れそうかなと感じていたのですが。強く▲7五歩とこられてしまって、思いのほか攻めが難しかったのが誤算ですね。

―― △8四桂に渡辺王将が長考されましたが手ごたえは。

広瀬 本譜の順がいちばん嫌でしたね。駒の損得はほとんどないのですが、こちらの陣形が狭く、広さと狭さの差が出てしまった気がします。

―― 形勢に差を感じたのは。

広瀬 △5八銀は苦し紛れだったのですが、▲5九銀で差がついてしまったかなと。ただ代わる手段が難しいので、その前にさかのぼるということになるでしょうね。

―― △5五歩のあたりは。

広瀬 △5五歩に▲7四歩をあまり読んでいなくて。あらためて読み直すことになったのですが、そこでうまく攻めが繋がらないと、そもそもあまり局面が芳しくなかったということになります。

―― 第2局は先手番になりますが。

広瀬 先手後手もそうですが、次局以降は差が開かないようにしたいと思います。

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