第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第6局
渡辺明王将に広瀬章人八段が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦七番勝負。広瀬八段の3勝2敗で、第6局を迎えました。本局に勝てば広瀬八段が初の王将を奪取、渡辺王将がカド番をしのげばフルセットになります。
第6局は3月13・14日(金・土)に佐賀県三養基郡上峰町「大幸園」で行われます。先手は広瀬八段。持ち時間は各8時間。対局開始は9時、昼食休憩は12時30分から13時30分、1日目18時以降に封じ手を行われます。立会人は福崎文吾九段、副立会は糸谷哲郎八段、記録係は田中大貴三段(北島忠雄七段門下)、観戦記は関口武史さんが担当します。
中継は棋譜・コメントを飛龍、ブログを紋蛇が担当致します。よろしくお願い致します。
※前夜祭、現地大盤解説会は、新型コロナウイルスの影響により、中止になっています。
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感想戦
局後インタビュー

(広瀬八段)
――対局1日目を振り返って。
広瀬 戦いが始まったところから正しく対応できるかが焦点だと思っていましたが、本譜がどういう感じだったのか分からなかったです。
――封じ手以降は受けの展開が多かった。形勢判断は。
広瀬 駒得という感じにはあまり見えなくて、しばらく進むと形勢が悪くなってしまったように思います。元々悪かったのかどうかは分からないですけど。そのあたりの指し方がどうだったのかなと。
――最終盤、勝ちを意識した局面は。
広瀬 最後は詰んでいた可能性もあったのですけど、最後の最後で156手目△3八玉でギリギリ詰まないように思いました。
――王将奪取に王手。第6局以降の抱負。
広瀬 本局が終わったばかりなので何ともいえないですけど、次局に向けて頑張りたいと思います。

(渡辺明王将)
――対局1日目を振り返って。
渡辺 封じ手のところは互角だと思っていました。駒割りも互角なので。62手目△1四歩で先に香を取りにこられてからは苦戦を意識していました。
――69手目▲6三角成のあたりは神経を使う手が続きました。
渡辺 あのあたりは香損なので、仕掛けたわりにはイマイチといった感じでした。やはり香損してからは苦しいと思います。
――97手目▲2六銀で挟撃態勢を築きました。
渡辺 あのときは好転したと思ったのですけど、そのあとの寄せ方が……何だか方針がちぐはぐだったのか、受けるなら受ける、攻めるなら攻めるとするところで中途半端な指し方をしてしまいましたね。
――次節に向けての抱負。
渡辺 すぐ来週にありますので、最後まで精一杯頑張ります。
終局直後
第5局は広瀬八段が制す
図の局面で渡辺明王将が投了した。終局時刻は19時36分。消費時間は、▲渡辺明7時間59分、△広瀬7時間59分。勝った広瀬八段は3勝2敗でタイトル奪取まであと1勝となった。第6局は3月13、14日(金、土)、佐賀県三養基郡「大幸園」で行われる。
















最終盤、詰むや詰まざるや含みの局面で互いに一分将棋に。継ぎ盤では明快な手段は示されておらず、白熱の戦いとなっています。