2021年1月23日 (土)

昨日、両対局者は高槻市に到着したあと、山水館に向かう前に「しろあと歴史館」を訪問しました。

しろあと歴史館

しろあと歴史館は、かつての城下町の名残をとどめる高槻城三の丸の一角に建つ歴史博物館。戦国時代以降の文化財を中心に、10万点以上の資料を収蔵しており、常設展や企画展などで市内外の貴重な文化財を最新の研究成果とともに公開しています。

到着
(14時30分頃、対局者のふたりが到着)

しろあと歴史館
(説明を受けながら、展示物を鑑賞する)

渡辺王将

永瀬王座

しろあと歴史館
(ふたりがのぞき込む視線の先には)

駒
(高槻城三の丸跡の一角で発見された将棋の駒)

△7七角成

昼食休憩の△7六歩のあと、▲7四歩△7七歩成▲同金△3三角▲3四飛△7七角成と進みました。激しい攻め合いの中、長考しそうな局面でも両者の勢いは止まりません。果たして、どこまでが研究範囲で、どちらがリードを奪っているのでしょうか。

糸谷八段と久保九段
(このまま一気に終盤戦か。糸谷八段と久保九段も、継ぎ盤の検討に集中している)

1日目の昼食は、両者ともに海鮮丼セット(わさび抜き)。渡辺王将はご飯と造りを分けるように頼みました。

海鮮丼セット
(海鮮丼セット。丼のほか茶碗蒸し、小鉢、香の物、味噌汁、果物がつく)

海鮮丼

お造りセット
(渡辺王将が頼んだ、ご飯と造りを別にしたセット)

造り
(使われている具材は同じ)

山水館

第2局の舞台「山水館」は、摂津峡の渓谷沿いにある高槻唯一の温泉旅館。創業は1976年。自家源泉をふたつ持つ珍しい宿で、1つはラドンを含む放射線温泉。もう1つは美人湯として名高い重曹泉を露天風呂に入湯しています。一部の部屋からは渓谷を望むことができ、摂津峡の四季を存分に味わえます。王将戦の対局が行われるのは3期連続3回目になります。

芥川
(宿のすぐ横を流れる芥川。その向こう岸は三好山になる)

自動ドア
(エントランスの自動ドアに歓迎の文字が)

廊下
(1階の廊下には、過去2回の王将戦の記録が飾ってある)

勝利者罰ゲーム
(渡辺王将は3回目の高槻対局。2年前は、挑戦者の立場で勝利を挙げた)


▼摂津峡 花の里温泉 山水館
https://www.sansuikan.com/
〒569-1051大阪府高槻市原3-2-2
TEL:072-687-4567

△2四歩

時刻は11時を回り、32手目△2四歩まで進みました。1日目の午前中から早くも駒がぶつかっています。先手は▲7三歩成で桂を取れますが、歩切れになっているため、そのあとの攻め方が難しそうです。

控室
(控室では、濱田高槻市長と日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段が継ぎ盤を挟んでいる)

濱田市長
(濱田剛史高槻市長)

井上九段
(井上慶太九段)

変化図

▲7三歩成△同銀のあと、▲9五歩△同歩▲8五桂△同飛▲9二歩(変化図)の変化が調べられていました。