2021年1月31日 (日)

20210131a

この局面で永瀬王座が投了、渡辺王将が115手で勝ちました。終局時刻は17時25分。消費時間は▲渡辺明6時間58分、△永瀬7時間31分。勝った渡辺王将は開幕から3連勝で防衛まであと1勝としました。

2021013096図は16時30分頃の局面。
「さすがにはっきりしましたね。終局が近いと思います」(中村修九段)
「難しい形勢だったのに、急にバランスが崩れましたね」(佐々木慎七段)

Img_4641 午前中、那珂川の河原では枯草を火で焼く野焼きが行われていた。

202101308316時6分の局面。渡辺王将が差を広げています。図の▲7四歩は検討陣も本命と見ていた手。△7四同歩なら▲7三桂△7一飛に▲8一桂成と確実に攻めて、先手優勢と見られています。
「▲8一桂成では▲8一成銀のほうが速い攻めですが、そこまで危険を冒さなくても差を広げられそうです」(佐々木慎七段)

Img_4726 検討の様子。中村修九段が再び和服に着替えてスタンバイしている。

2021013076図は15時40分頃の局面。両者の指し手が早く、パタパタと進みました。少し前から、検討陣は先手有利と見ています。渡辺王将の攻めが自然に続いており、後手は飛車が働いていないのが泣き所です。

Img_4271 渡辺王将の手元。懐中時計と扇子。

Img_4256 永瀬王座は腕時計と色付きの扇子。
※対局者の手元は1日目の写真です。

ジュース用に大量に用意されていた苺(とちおとめ)。対局者に最後のおやつが提供されたため、ホテルのご厚意で、余り分を関係者に差し入れていただきました。控室は感染防止で食事禁止のため、別の食事部屋で個別にいただいています。

Img_4725

15時を回り、両対局者におやつが運ばれました。注文は両者とも午前と同じメニューで、渡辺王将が「苺(とちおとめ)ジュース」と「ブレンドコーヒー」、永瀬王座は「苺(とちおとめ)ジュース」と「ブレンドコーヒー」、「和菓子と抹茶のセット」、「苺の練乳掛け」です。

Img_4723 「苺(とちおとめ)ジュース」と「ブレンドコーヒー」。

Img_4718 「和菓子と抹茶のセット」と「苺の練乳掛け」。和菓子の種類は午前中と変わっている。

Img_4711 苺のジュースは直前にミキサーで作られる。一人前に大粒のとちおとめが8粒使われているそうだ。

Img_4680 永瀬王座は13時23分頃に戻って来た。

Img_4687 手番の永瀬王座は、すぐに指す気配はなかった。

Img_4691 対局室からは那珂川の雄大な景色が眺められる。しかし、記録机のアクリル板に光が反射するということで、このあと対局室側のカーテンが閉められた。

Img_4697 渡辺王将は再開の1分ほど前に入室。

Img_4704

Img_4701 再開が告げられると、すぐに戦闘モードの顔つきに変わった。