第67期王将戦七番勝負第3局 Feed

2018年2月 2日 (金)

乾杯のあとはファンが棋士との交流を楽しみました。色紙と記念扇子が賞品になった抽選会も開かれ、前夜祭は盛況のうちに閉幕しました。

・乾杯
 大田原市議会 髙野礼子議長

・閉会
 毎日新聞社 古田信二宇都宮支局長

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(髙野議長は「寒い寒いと話して会場に入りましたが、すごい熱気を感じました」と話した)

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(とうがらしは大田原の名産)

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(「前夜祭には県内外から170人の方が集まってくださった」と古田支局長)

両対局者には大田原市立大田原中学校将棋部から、記念品の寄せ書き色紙が贈られました。花束は大田原市観光コンシェルジュの大塚恵美さん、大田原市地域おこし協力隊の秋山佳奈子さんから手渡されました。

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(久保王将は「大田原に来るのは6回目で帰ってきたという気持ち。印象に残るような、内容の濃い対局にできるよう力を出しきりたい」と決意を語った)

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(豊島八段は「前回は7年前の王将戦で来させていただいた。今回も集中して熱戦にできるように頑張りたい」と語った)

18時、ホテル花月2階の「花鳥」で前夜祭が始まりました。

・主催社挨拶
 スポーツニッポン新聞社 田村智雄事業本部長
 日本将棋連盟 鈴木大介常務理事

・開催市挨拶
 大田原市 津久井富雄市長

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(田村智雄事業本部長は「空前の将棋ブームの中で迎えた王将戦、熱い注目を浴びることは間違いない。美しい棋譜を全国のファンに届けてもらいたい」とあいさつ)

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(鈴木常務理事は「将棋界で乗りに乗っている2人の対戦。第1局と第2局でそれぞれいいところが出て、五分になった。久保王将の振り飛車に豊島八段がどういった対策を用いるか注目」と見どころを語った)

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(津久井市長は「大田原市では13回目の開催。頂点を極めた方の棋譜を見せていただけることは、子どもたちにとって成長の絶好の機会になると思う」と話した)

予定の17時少し前から検分が始まりました。検分では、明日からの対局に問題がないかを両対局者が確認します。本局の使用駒は関西将棋会館から運ばれた児玉龍兒師作、錦旗書の盛上駒。普段は数枚で済ませる駒の確認ですが、地元の子どもたちが見学に入っていた関係で、今回はすべての駒を並べていました。ほかには照明の具合や封じ手の記入場所を確認。いずれも問題はなく、検分は和やかな雰囲気の中、数分で終了しました。

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久保利明王将に豊島将之八段が挑戦する第67期王将戦七番勝負は、ここまで両者譲らず1勝1敗のタイ。第3局は2月3・4日(土・日)、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。対局開始は3日9時、持ち時間は各8時間、先手は久保王将。1日目の18時以降に封じ手が行われ、2日目に指し継がれます。

立会人は木村一基九段、副立会人は佐藤紳哉七段、記録係は藤田彰一三段(森安正幸七段門下)。将棋プレミアムの解説と聞き手は1日目が加藤一二三九段と山田久美女流四段、2日目が高見泰地六段と貞升南女流初段。日本将棋連盟モバイルのTwitter解説は1日目が大橋貴洸四段、2日目が平藤眞吾七段です。

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