おはようございます。
第62期王将戦七番勝負、第２局２日目は１月24日（木）９時開始です。

（朝もやの中の日の出。今日はすっきりと晴れ間が広がりそうだ）

18時、図の局面で指しかけとなり、佐藤王将が次の手を封じました。
１日目の消費時間は▲渡辺３時間５分、△佐藤４時間36分。
対局は明朝９時に再開されます。

（18時過ぎ、佐藤王将は別室へ。渡辺竜王が待っている）

（佐藤王将が戻り、渡辺竜王が封筒の裏に署名する）

（佐藤王将が最後に確認し、立会人の淡路仁茂九段に預ける）

（封じ手までの棋譜）

（17時30分頃の大盤解説会場）

「後手の美濃囲いを攻めるのに、もっとも適しているのが角と桂。先手は角を持ち、桂も入手できそうなので、後手としては気を使う局面を迎えている」と久保九段。

図は17時頃の局面。
ニコニコ生放送の塚田泰明九段は「この▲４五歩で後手が困っているのではないか」とのこと。

この局面で佐藤王将が長考しています。
１日目で早くも正念場を迎えているのかもしれません。

佐藤王将（昼食休憩明けの表情）

図は16時15分頃の局面。
▲４七金に代えて▲４七銀なら△５四角▲５六銀△３六角で千日手模様でした。
渡辺竜王は金を上がって、千日手模様を打開。
現局面に自信を持っているようです。

「▲４七金か。ちょっと上がりにくいかと思ったけどな」と立会人の淡路仁茂九段。

（16時過ぎの控え室）

（淡路九段が棋士の顔になって考えている）

第２局の対局地佐賀市富士町は「緑と清流と温泉のまち」。
国土交通省が認定する「水の郷百選」にも認定されています。
水の郷百選（国土交通省ＨＰ）
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/mizusato/shichoson/kyushu/fuji.htm

嘉瀬川ダム。山が色付いているのは、赤杉の葉が染まっているとのことです。

弘法大師が修行したとされる、御手洗（おちょうず）の滝。

滝は険しい山の上にある。

15時を回り対局者におやつが運ばれました。

【佐藤王将の注文】
佐賀名産のいちご「さがほのか」入りの特選フルーツ盛り合わせ、ホットコーヒー、佐賀みかんジュース100%、そのまんましょーがえーる、ペリエ。

【渡辺竜王の注文】
ホットコーヒー。

14時を回り、現地では大盤解説会が始まっています。

（まだ１日目ということで、会場はのんびりムード）

（久保利明九段が、序盤の駆け引きの部分から丁寧に解説していた）

「私が後手を指していたら、渡辺竜王は３手目に▲２五歩を決めたでしょうね」と久保九段。

13時30分、昼食休憩が終わり対局再開しました。

（佐藤王将は13時28分頃入室）

（渡辺竜王は13時30分過ぎに入室した）

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