どちらに逃げるか 飛車先を押さえる歩に対して、検討では△9二飛も△7二飛も有力視されていました。藤井王将は8分を消費して△7二飛と逃げました。次に△7五歩が、飛車と銀の両取りになります。この局面で時刻は17時40分を回り、封じ手の時刻まで20分を切りました。この局面で封じ手となるのでしょうか。(大盤解説会は、畠山鎮八段と藤井女流初段に戻った。本局で使用される駒について、言及があった)