2023年1月 8日 (日)

藤井王将のタイトル戦

藤井王将は今回が通算12回目のタイトル戦。これまでのタイトル戦で敗退したことがないのは驚異的です。羽生九段が最初に五冠王になったのは1993年度の第34期王位戦で、タイトル戦登場は9回目でしたが、2回目の第3期竜王戦で谷川浩司王位(現十七世名人)に敗れています。
11回のタイトル戦の先後別の勝敗は以下のようになります。

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先手番は通算で22勝3敗(0.880)と、非常に高い勝率です。後手番は17勝5敗(0.773)。こちらも高勝率ですが、番勝負を通してみると後手番で負け越したシリーズが第6期叡王戦と第35期竜王戦の2回あります。相手側からすると、自身の先手番をものにしつつ、藤井王将の先手番をどう切り崩すかが課題といえそうです。

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