(濱田剛史・高槻市長)
いま高槻は将棋振興に力を入れておりまして、昨年、関西将棋会館が高槻に移転することが決まり、我々も大変喜んでいるところでございます。高槻が将棋振興で盛り上がっている大きなきっかけが、この王将戦の開催の誘致であり、高槻対局によって市内はもちろん、市外からも注目していただけるようになりました。実は私も将棋ファンのひとりでして、この王将戦は長い歴史を持ち、しかも様々な将棋界におけるドラマを生み出した、価値のあるタイトル戦だと思っています。その王将戦が高槻で行われることを、私自身、非常にうれしく思っております。この王将戦の開催を軸に、今後もしっかりと将棋振興に力を入れてまいりますので、また皆さま、高槻にお越しいただければ幸いです。平素よりお世話になっております皆さま方に感謝を申し上げるとともに、この高槻対局が歴史に残る名勝負になることを心から祈念申し上げます。
(金田忠行・高槻市観光協会代表理事)
明日から北摂の名勝、摂津峡山水館で勝負の火ぶたが切られようとしています。関西将棋会館の高槻移転が決まり、新会館の建設に向けてスタートを切ったまさにその年に、渡辺明王将と挑戦者・藤井聡太竜王のタイトルホルダー同士のおふたりをお迎えしてのタイトル戦で、注目度が上がっております。今年は寅年です。優れた実力を持つ英雄や強豪同士が勝負を争うことを例えて、「竜虎相うつ」ということわざがあります。明日からのおふたりの熱い戦いをご期待します。
(吉田忠則・高槻市議会議長)
四冠王と三冠王が直接対決する現代将棋界の頂上戦は、将棋ファンだけでなく世間の高い注目を集めています。高槻市は将棋の街として、桐山清澄九段を始め、ゆかりのある棋士が6人もいらっしゃいます。2018年には日本将棋連盟と包括連携に関する協定を締結し、昨年の7月には関西将棋会館の移転に関わる合意書を交わして、2023年の完成に向けて取り込んでおります。その中でタイトル戦が行われることは高槻市民して誇らしく、多くの皆さまが楽しみにしておられます。見る人の記憶に残る熱い対局が繰り広げられることを期待しています。
2022年1月21日 (金)