2022年1月

2022年1月29日 (土)

1日目午前のおやつは、渡辺王将が「いちごのショートケーキ」と「ホットコーヒー」。藤井竜王が「和菓子(ホテルの自家製栗小倉ようかん、水仙)」と「アイスコーヒー」です。おやつは自室に、飲み物は対局室に運ばれました。ショートケーキのいちごはJAなすの提供の「とちおとめ」が使用されています。

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おはようございます。第3局の1日目の朝を迎えました。対局開始は9時で、本日のスケジュールは下記です。本日もよろしくお願いいたします。

9時    対局開始
10時30分  午前のおやつ
12時30分  昼食休憩
13時30分  対局再開
15時     午後のおやつ
18時以降   封じ手

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第3局1日目、将棋プレミアムの解説は金井恒太六段、聞き手は本田小百合女流三段が務めます。
【将棋プレミアム(有料・要会員登録)】
https://www.shogipremium.jp/live/57

2022年1月28日 (金)

Dsc_0154(花束を贈呈された両対局者は大田原市のイメージキャラクター「与一くん」と記念撮影)

Dsc_0161(第3局の意気込みを話す渡辺王将)

「大田原での対局は7回目になります。コロナ禍以前ですと地元の方を中心に非常に皆さん熱心に前夜祭や大盤解説会に参加されていたことを思い出します。新型コロナウイルスがまた拡大してきて出口が見えないところですが、1日でも早く収束して大田原での王将戦に地元の皆さまが詰めかける日が戻ってくることを願ってやみません。
第2局は内容も結果もいいところがありませんでした。ここから新たに、という状況ではないですが、もう頑張ってやっていくしかないという気持ちでおります。
大田原での対局では、いちごや食べ物もおいしく、いろんな名産をいただきながら臨むのを楽しみにやっています。明日からの第3局、全力で頑張っていきたいと思います」

Dsc_0170(第3局への抱負を述べる藤井竜王)

「私が大田原にくるのは初めてです。今年で17年連続で王将戦を開催いただいているということで、訪れることができて、とてもうれしく思います。大田原は那須与一ゆかりの地ということで、私は弓を射ることはできませんが、扇の的を射るような与一の集中力を見習って明日からの対局に臨みたいと思います」

Dsc_0203(JAなすのイメージキャラクター「なっちゃん」と名産品を前に記念撮影)


(書き起こし=銀杏)

以上で本日の中継ブログは終了いたします。明日からの第3局をお楽しみに。



Dsc_0116(関係者が登壇し、紹介された。左から記録係の斎藤三段、立会人の深浦九段、渡辺王将、藤井竜王、副立会人の戸辺七段)

Dsc_0121(伊藤順久・那須野農業協同組合代表理事から「とちあいか」を受けとる渡辺王将)

Dsc_0129(藤井竜王が手にしているのは「スカイベリー」)

18時からホテル花月「花鳥」では、歓迎セレモニーが開催されました。

Dsc_0080(山科武司・スポーツニッポン新聞社取締役が開催のあいさつ)

「那須連山を望み、那珂川が流れ、すばらしい風光明媚な大田原の地での開催をうれしく思います。
大田原市には17年間連続で協力いただき、主催として感謝の念しかありません。
第3局が七番勝負の帰趨を決める重要な戦いになると思います。第1局は名勝負といわれるほど、歴史に残るほどの名局といわれていました。それ以上のものが生まれるのではないかと思っています」

Dsc_0090(鈴木大介・日本将棋連盟常務理事)

「王将戦は1日目に終わった時点で心境を話すことや、勝者記念のユニークな写真を撮られて、ほかの棋戦にはなかなかない企画があります。私自身も全国のファンと一緒に楽しんでいきたいと思います。
両対局者におかれましては、最近の将棋はレベルが高くて、一局指すのも相当消耗すると思います。体調にはご留意いただいて、ファンに素晴らしい将棋を届けていただければと思います」

Dsc_0106(開催市あいさつは津久井富雄・大田原市市長)

「お二人をお迎えできること、大田原市民を代表して歓迎し、喜びを表したいと思います。日本中の将棋愛好家がどのような戦いが行われるか、津々と興味が尽きない思いで、楽しんでいただけると思います。
今後も継続して、将棋のメッカとして大田原の地が将棋とともに発展することを切に願うところであります」

(書き起こし=銀杏)

Dsc_0008(16時30分に予定されていた検分は、両対局者がそろい、少し早めに開始されました)

Dsc_0011 (渡辺王将)

Dsc_0015(藤井竜王)

Dsc_0027(封じ手は襖の奥の小部屋で行われることが対局者に伝えられました)

渡辺明王将に藤井聡太竜王が挑む、第71期ALSOK杯王将戦七番勝負。挑戦者の藤井竜王が開幕2連勝で第3局を迎えました。
第3局は1月29、30日(土、日)に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。持ち時間は2日制で各8時間。第3局の先手番は藤井竜王です。
立会人は深浦康市九段、副立会人は戸辺誠七段、記録係は斎藤優希三段(深浦康市九段門下)が務めます。

Dsc_0001_2 (対局者・関係者一行は16時頃にホテル花月に到着しました)

【王将戦中継サイト】
https://mainichi.jp/oshosen/2022
※王将戦七番勝負の棋譜中継は公開から30日間無料です。七番勝負対局日から30日経過後に棋譜中継をご覧になるには、「毎日ID」によるログインが必要です。

【七番勝負主催】
スポーツニッポン新聞社
https://www.sponichi.co.jp/
毎日新聞社
https://mainichi.jp/

【七番勝負特別協賛】
ALSOK
https://www.alsok.co.jp/

【七番勝負協賛】
囲碁将棋チャンネル
https://www.igoshogi.net/
立飛ホールディングス
https://www.tachihi.co.jp/
inゼリー(森永製菓)
https://www.morinaga.co.jp/in/jelly/

中継は棋譜コメント入力が銀杏、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。