10時半から現地大盤解説会が始まりました。
開始直後から8割を超す盛況。
トップバッターは阿久津八段と高群佐知子女流三段。ふたりは滝誠一郎八段門下の姉弟弟子。
解説されていたのは1日目の34手目から△3二飛▲3六歩△3一金▲2四歩の進行について。▲3六歩は△2二飛と戻させて少し得をしようという手。対して渡辺王将は「2筋を攻められても構わない」と飛車を戻さなかった。誘われているところなので怖いが、郷田九段は2時間の大長考で▲2四歩と開戦。このあたりが両者の気合いが交錯した見応えのある応酬であったとのことです。
同じ会場で金井恒太五段が指導対局中。