現在の中浦和駅近くにある別所沼近辺は居住環境が良く、芸術家や文化人、官僚や医師などが多く居住する高級住宅地としても有名です。文学者が多かった鎌倉と並び称して「鎌倉文士に浦和画家」という言葉も残っています。
本日の昼食で渡辺王将が「うな重」を注文しましたが、江戸時代は別所沼近辺の湿地帯や川でうなぎ漁が盛んで、うなぎの蒲焼が浦和宿や隣の蕨宿の名物となっており、一説にはうなぎの蒲焼の発祥の地とも言われています。現在うなぎ漁は行われていませんが、江戸時代から続く老舗の鰻屋が複数存在あって、浦和の名物として親しまれています。
2015年2月
さいたま市と浦和
さいたま市は埼玉県の南東に位置する市。県庁所在地で政令指定都市でもある中核都市です。21世紀を迎えてすぐ(2001年5月)に、浦和市・大宮市・与野市の3市が合併して誕生。さらに2005年に岩槻市も合併しました。人口は2015年2月現在で約126万人。全国でも9番目に人口の多い大都市です。
JR浦和駅。東北本線の路線を、京浜東北線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ラインが走っており、新宿までは26分、東京まで32分の近さだ。
対局場の「浦和ロイヤルパインズホテル」は、その名が示す通り、旧浦和市に位置しています。旧浦和市は中山道の宿場町「浦和宿」として江戸時代に発達した街で、明治に入って埼玉県が設立されて以来、県庁所在地として栄えてきました。
浦和市には古くから埼玉師範学校(埼玉大学の前身のひとつ)を始めとする公立の教育機関が置かれたことから、教育都市として発展しています。また、文化人や芸術家も多く居住しており、文化と教育の両立した関東でも有数の文教都市として知られています。
1日目午後のおやつ
本局の使用駒と盤、駒箱
大盤解説会のお知らせ
明日17日(火)は、現地を始め各地で大盤解説会が開催されます。
みなさまお誘いあわせのうえ、ご参加ください。
【現地大盤解説会】
第4局は17日(火)に、対局場と同じ浦和ロイヤルパインズホテルにて、現地大盤解説会が開催されます。現地ならではの臨場感あふれる解説をお楽しみください。
■日時
2月17日(火)10時(開場)10時半~対局終了まで(途中休憩あり)
■会場
浦和ロイヤルパインズホテル 4階「ロイヤルプリンセスA」
http://www.royalpines.co.jp/urawa/
■参加料
2,000円(飲料付き)
※高校生以下1000円
■出演棋士
佐藤義則八段、阿久津主税八段、金井恒太五段、高群佐知子女流三段
■定員120名(当日受付・先着順)
【将棋会館道場・大盤解説会】
■日時
2月17日(火)16時30分開場 17時開始(サイン会 19時半頃)
■会場
将棋会館2階研修室(渋谷区千駄ヶ谷2-39-9)
■入場料
一般 2,000円
支部・駒桜会員、女性、学生、60歳以上、障害者 1,000円
全席自由、70席(立ち見あり)
サインは色紙1枚3,000円、扇子10,000円
※道場入場者は500円割引
■解説・聞き手
先崎学九段、飯野愛女流1級
【第64期王将戦 大盤解説会 in スポニチプラザ】
■日時
2月17日(火)14時~終局まで
■会場
スポニチプラザ大阪 1階(大阪市中央区東心斎橋1-19-11鰻谷スクエア1階)
■入場料
無料(定員30人程度)
■解説者・聞き手
久保利明九段、室田伊緒女流二段
【関西将棋会館・大盤解説会】
■日時
2月17日(火)17時開始~終局まで
■会場
関西将棋会館2階
■入場料
一般 1,500円
支部、65歳以上、大学生、高校生以下、女性、身障者 1,200円
※道場入場者は500円割引
■解説・聞き手
小林健二九段 北村桂香女流1級
対局再開
休憩中の対局室
1日目昼食休憩
10時30分頃の局面
図は10時30分頃の局面。消費時間は▲郷田59分、△渡辺19分。図から渡辺王将は△8八角成と交換し△2二銀と進めています。