梶浦三段の予想的中 封じ手開封を終え、鈴木八段が控室に戻る。封じ手の△5七歩は鈴木八段の弟子である梶浦三段が予想していた手。関係者から「梶浦さんの予想が当たりましたね」と話しかけられると、鈴木八段は苦笑い。「封筒を開いたときは意外だったんですが、読み上げなくちゃいけないなと。隣でやったぜオーラが出てましたよ」と、対局室の様子を話してくれた。「△5七歩は一方的に攻められるのをきらって味付けして、という手。現代的な将棋観ですよね。(弟子の予想が当たったことについて)ショック半分、うれしさ半分です」