2019年1月26日 (土)

対局検分

「出雲文化伝承館 松籟亭」に到着した両対局者は検分を行いました。

Dsc_0004(関係者が見守る中、里見女流名人が駒袋を開ける)

Dsc_0009(女流名人10連覇が懸かるシリーズ。第1局に勝って地元の出雲に帰ってきた)

Dsc_0018(挑戦者の伊藤女流二段)

Dsc_0014(翌朝、報道陣が退室あとは、対局を中断して、ふすまが入れられることになった)

(吟)

第2局は出雲で

里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流二段が挑む第45期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負。里見女流名人が先勝して第2局を迎えます。
第2局は1月27日(日)島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で、9時対局開始。持ち時間は各3時間。第2局の先手番は里見女流名人。
立会人・現地大盤解説は畠山鎮七段、記録係は小高佐季子女流2級、大盤解説の聞き手は和田あき女流初段が務めます。

中継は棋譜コメント入力が夏芽、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。


【主催:報知新聞社】
http://www.hochi.co.jp/hobby/shogi/joryumeijin/

【特別協賛:株式会社ユニバーサルエンターテインメント】
http://www.universal-777.com/corporate/culture/shogi/

Dsc_0002(第2局の決戦の地は出雲文化伝承館 松籟亭」)

 

2019年1月20日 (日)

感想戦

Dsc_7771 (感想戦は約1時間行われた)

Dsc_7727 (笑顔を見せる里見女流名人)

Dsc_7650 (盤上をのぞき込む伊藤女流二段)

Dsc_7741 (感想戦を立会人の青野九段が見守る)

Dsc_7750 (大盤解説会を担当した福崎九段も感想戦に加わる)

Dsc_7781 (18時頃に感想戦が終わった)

本局の中継は以上になります。ご観戦いただき、ありがとうございました。第2局は1月27日(日)に島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます。どうぞお楽しみに!

(琵琶)

両対局者が大盤解説会場に

Dsc_7582 (対局を終えた両対局者が大盤解説会場に姿を見せた)

Dsc_7577 (感想を語る里見女流名人・左、松葉杖を預かる山口恵女流二段・右)

Dsc_7618 (敗戦を振り返る伊藤女流二段・右)

Dsc_7630 (福崎節に笑顔を見せる里見女流名人)

(琵琶)

終局直後のインタビュー

Dsc_7410 【里見女流名人、終局直後のインタビュー】
――序盤はAbemaTVトーナメント決勝と同じ進行でしたが、予想はしていましたか。
「どんな作戦で来られるかわからなかったですが、大まかに考えていた中のひとつでした」
――右桂を活用されたのが前例と違いました。
「力戦の将棋なので一手一手考えていこうと思っていました」
――昼食休憩の局面(49手目▲2六飛)で悩んでいましたね。
「攻めていけるかなと思っていましたが、ちょっと考えがまとまらなくて。本当は攻めていきたかったんですが、わからなかったので本譜を選びました」
――長考して△3二飛(50手目)と回りました。控室では△6五歩や△1五角が検討に挙がっていました。
「本当は△6五歩などで攻めていきたかったんですが、ちょっとあまりいけているかわかりませんでした」
――△3二飛から形勢がよくなったように感じましたが、いかがでしたか。
――「3筋で1歩を切らしてしまっているので、右側(7筋方面)の戦いでリードできればなと思っていました」
――飛車を切ったあたりはいかがでしたか。
「逆に切っていかないとと思っていたので、どうなのかなと」
――形勢を引き寄せたと感じたのはどのあたりですか。
「△5七歩(92手目)~△5八歩成でと金ができたところで、手厚く攻める展開になってよくなったかなと思いました」
――1局を振り返って指し手によどみがないというか、疑問がなかったと見られていましたが。
「そんなに迷いなく指せていたと思います」
――大きな1勝だと思いますが、その点はいかがでしょうか。
「次は先後が決まっていますので、今日の将棋は忘れて次に向けて気持ちを新たに臨みたいと思います」
――足の状態はいかがでしたか。
「皆さんにはご迷惑をお掛けしてしまって。その分、集中して指すことができました。早く治せるように努めたいです」
――第2局は地元の島根県出雲市での対局です。
「本当に楽しみな場所ですし、いいコンディションで出雲に入りたいと思います」

Dsc_7529 【伊藤女流二段、終局直後のインタビュー】
――序盤は用意の作戦であったと思いますが、勝った将棋に変化を加えました。どんな構想でしたか。
「指してみたい形があったので採用しました」
――実際の進行はいかがでしたか。
「玉が薄いので、その点に気を遣いながらの進行でした。実際は苦労が多くて、あまりうまくいかなかったと思います」
――昼食休憩を挟んで長考されて△3二飛でしたが、印象はいかがでしたか。
「玉の堅さが違うので、さばき合いになってしまうと形勢があまりよくないと思っていました」
――1局を通じてどんな将棋でしたか。
「指してみたい形を採用しましたが、苦労の多い展開でした。うまくさばかれてしまって。さばかれるかどうかという将棋でもあるので、そのあたりで形勢が離れたのかなと思います」
――第2局に向けて。
「毎局、全力を尽くすだけなので、次局も集中して指せればと思います」

Dsc_7477

(琵琶)

里見女流名人先勝

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里見香奈女流名人に伊藤沙恵女流二段が挑戦する第45期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第1局は、16時36分に118手で里見女流名人の勝ちとなりました。消費時間は▲伊藤2時間45分、△里見香2時間28分。第2局は1月27日に島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます。
(銀杏)

女流名人がリード広げる

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局面は1図から△6六歩▲5六桂△同成▲4六金△5七歩▲5六金△5八歩成(2図)と進みました。駒の損得は縮まりましたが、後手が飛車と銀桂の2枚換えで依然として駒得です。先手の玉を薄くして後手が好調との評判。里見女流名人が着実にリードを広げているようです。

20190120f(琵琶)

振り飛車が優位を築く

本局は後手番の里見女流名人が中飛車を採用しました。対して先手番の伊藤女流二段が右の金銀を4六銀-4七金と盛り上げて押さえ込みを図る展開に進みます。

20190120b里見女流名人は1図から昼食休憩を挟む1時間6分の長考で△3二飛と回りました。細かくポイントを挙げる構想で、左桂のさばきを視野に入れていたようです。
20190120c里見女流名人は2図からバサッと△4六飛と飛車を切って▲同金に△3七銀と飛車金の両取りを掛けました。結果、里見女流名人が飛車と金銀の2枚換えに。

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3図は▲9五歩の反撃に△8五桂とさらに厳しく先手陣に迫ります。控室では振り飛車が優位を築いたといわれています。

(琵琶)

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