それぞれを数枚ずつ並べて感触を確かめた結果、「これはしっくりくる」「これは角ばっている」などのさまざまな意見が交わされ、2組の駒に絞られました。
(「じゃあ、使いたいほうを指差して」と福崎九段。意向が割れたら「僕が決めるから」)
(これで!)
(意向が分かれて一同爆笑)
(結局は良尊師作「錦旗書」の盛上駒に決定)
本局に使われない駒は湯原あったまるオープン戦に回ります。使用駒が決まると、照明の明るさや対局室の温度等が確かめられました。普段の暮らしでは、上田女流三段よりも里見香女流名人のほうが部屋の温度を高く設定しているそうです。
(照明の具合を確認)
(飛龍)