久保九段
「互いに持ち味が出ていて、タイトル戦の最終局らしい将棋ですね。
解説していたら自分が指したいと思うんですが、
対局していたら解説してるほうが楽だなーと思うんですよね(笑)。
下図の局面はどう指すのかな、と思った局面です。指し手が多くて難しい。
5五の位が大きいように見えるので、この局面は形勢微差ながらも振り飛車が手厚いのではと思います。
ここで次の一手を出そうかと迷いました。
進んでしまうと出すところがなくなる可能性があるので。
でも、次の一手問題を出してしまうと休憩になってしまうので、
解説が始まったところでいきなり休憩というのもちょっと(笑)」
(若葉)