2024年2月 7日 (水)

202402073918時0分、菅井八段は封じ手の意思表示をしました。40手目に使った時間は1時間35分。消費時間は▲藤井3時間35分、△菅井4時間2分。2日目は明朝9時に再開予定です。

中村修九段、戸辺七段、田中大三段の封じ手予想は以下の通りです。

「△4八飛成でしょう。長考したのは、その先を考えたからだと思います。飛車交換を回避する△4四金とか△2二飛は、感触が悪くて苦しそうです」(中村修九段)

「△4八飛成ですね。後手は飛車交換するか、しないかの方針を決めるどうかの問題で、本命以外の△5五歩や△3二金はいずれも飛車交換を受け入れる展開になります。ここまでの流れを考えると、振り飛車は無理なく進めていますし、現局面のビジュアルもよいです。というわけで、自然な△4八飛成が大本命でしょう。かなり考えたのは、その先を読んだのに加えて、すぐに△4八飛成を見せたくなかったからでは」(戸辺七段)
「本命は△3二金です。とにかく金を動かしたいと思いました。△4四金は▲4五銀△同金▲4三歩から攻められると、振り飛車がまずそうに見えます。△3二金は▲6五歩△5三馬▲4二飛成△同馬で、6筋を手順に突かれるのが気になる手順です。ただ菅井八段が結構考えていますので、悪くはなさそうだが難しいと判断されているような気がします」(田中大三段)

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図は16時25分頃の局面。先手は4七の銀を5六に上がって飛車交換を挑みました。対して△4八飛成▲同金△2八飛は▲4九飛(参考図)がピッタリの受けで、次に▲3八金と寄れば飛車を捕獲できます。

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20240207a7309645(対局室に向かう藤井王将)

15時になり、両対局者に1日目午後のおやつが出されました。メニューは藤井王将が「ミルクジャムと柑橘のロールケーキ、ベルガモット和紅茶」。菅井八段が「国産バレンシアオレンジジュース、ハンドドリップコーヒー(冷)」です。

20240207a7309882(藤井王将のメニュー)

20240207a7309887(菅井八段のメニュー)

「オーベルジュ ときと」はJR西国立駅から徒歩1分と好立地です。実際に駅から対局場まで歩いてみました。

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20240207a7309799(まずは三叉路を右に曲がる)

20240207a7309809(すると踏切が見えてくるので渡る)

20240207a7309810(踏切を渡った先を右に曲がると、右手に「オーベルジュ ときと」が見えてくる)

20240207a7309814_2 (正門に到着)

対局場の「オーベルジュ ときと」は昨年4月にオープンしました。老舗料亭「無門庵」の跡地で、その一部の建物と庭園が継承されているため、歴史を感じます。「オーベルジュ」はフランス語でレストランと宿泊施設を兼ねた施設のことを指します。「オーベルジュ ときと」は食房、茶房、宿房の3つの要素からなる空間。都会の喧騒から離れて、贅沢な時間を過ごすことができます。 

【オーベルジュ ときと】
https://www.aubergetokito.com/

20240207a7309795(「オーベルジュ ときと」の正門。こちらも無門庵のものを継承している)

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