2023年2月25日 (土)

041

(立木を発掘した際に周囲から発見された倒木もそのまま保存されている)

050

(展示室の一番深い部分。根を張ったまま化石化したことがわかる)

057

(こちらは別棟の「根株展示棟」。藤井王将、羽生九段が立っている場所が地上と同じ高さ)

059

(藤井王将、羽生九段が見下ろしていた景色。10m級の埋没樹を切り出したときに掘った坑をそのまま展示室にしたものだ)

昨日の検分前、関係者一行は「さんべ縄文の森ミュージアム」(三瓶小豆原埋没林公園)を見学しました。王将戦では以前にも見学していますが、昨年3月にリニューアルオープンしています。

【関連記事】
藤井王将“森の化石パワー”で王手かける 多忙さ癒やす…巨木に手を当てて「雄大さ感じた」(スポニチアネックス)

079

(さんべ縄文の森ミュージアム)

003

(縄文の森発掘保存展示棟に向かう藤井聡太王将、羽生善治九段ら)

011

(展示室は地下に作られている。どんどん階段を下りる)

020

(約4000年前、三瓶山の噴火活動で発生した土石流の勢いが衰え、立木を倒さないままに流れ込んだことなどから、森林が根を張った状態で地層中に埋まり、化石化したと考えられている)

040

(「触ってみてください」とミュージアム担当者に話しかけられ、手を伸ばす藤井王将。表面は当時の火砕流の影響で炭化したと考えられている)

後手の羽生善治九段が横歩取りに誘導し、先手の藤井聡太王将は▲3六歩と突く「青野流」を採用しました。青野照市九段の名が冠せられた戦法です。

2023022519

△7四飛(下図)から飛車交換。開始40分で激しい展開になりました。

2023022522

075

(検討する西川和宏六段と井上慶太九段。振り飛車党の西川六段は「人生で一度も横歩取りを指したことがない」そうだ)

002

(さんべ荘周辺の今朝の気温は0度だった。雪がちらつく時間もあった)

004

(対局室は別館「松虫草」。松虫草はスカビオサとも言われる越年草で、花言葉は「風情」「魅力」)

007

(対局室では記録係の榊大輝初段が駒を磨いていた)