王将戦第1局は渡辺棋王が43手目を封じて1日目が終了しました。43手目の考慮時間は24分。1日目の消費時間は、▲渡辺3時間55分、△久保3時間32分(持ち時間は各8時間)。対局は明日9時に再開されます。
第68期王将戦七番勝負第1局
2019年1月13日 (日)
18時まで、残り10分
17時20分ごろの大盤解説会
18時まで、残り1時間10分
図は▲4八飛(45分の考慮)と回ったところ。▲4五歩の仕掛けを狙っていますが、△4一飛と備えられると、▲4五歩の攻めは逆用されかねないのでやりにくいです。△4一飛以下、先手が妥協するなら▲2八飛△2一飛▲4八飛△4一飛の千日手が浮かびます。
16時50分、久保王将が手を止めて、50分が経過しました。封じる側が決まる18時まで、残り1時間10分。そろそろ、封じ手を見据えた駆け引きが始まりそうです。
記念写真
第6回掛川こども王将戦(2)
第6回掛川こども王将戦(1)
前日、対局検分の前に第6回掛川こども王将戦の激励、視察が行われました。
(久保王将)
「私は4歳から将棋を始めて40年以上になりますが、いまでも将棋でわからないことがいっぱいあります。指せば指すほど新しいことが出てきます。勝った人は次の試合も自信を持って臨んでください。負けた人は悔しいですけど、負けない人は一人もいませんから、また頑張れるようにどこが悪かったかを反省して次に向かっていってください」
(渡辺明棋王)
「皆さんの将棋を見るのを楽しみにしてきました。明日からプロ棋士の王将戦が始まります。皆さんの「こども王将戦」に負けないように、こちらも頑張らないといけないと思っています。子どものうち指せば指すほど強くなります。本を読んだり、プロの将棋を見たりして、いろんな手を勉強してください」
(写真=紋蛇、書き起こし=牛蒡)
1日目 午後のおやつ
対局中断と再開
14時24分から同30分まで、対局が中断されました。対局室に外部から音楽が聞こえていたようで、現在は解決されています。