上図は4筋の歩を取り込み、▲4六歩と控えて打った局面です。桂跳ねの余地を作りながら、△4六歩▲同金△3九角▲5八飛に△4八歩の馬作りの順を消しました。すると、永瀬九段は「緩手、許さじ」といわんばかりに、△9五歩▲同歩△9六歩と端から手を作ります(下図)。
藤井王将は堂々と▲同香と歩を取り払い、△5四金まで進みました。守りの金を繰り出す強気な一着で、▲9四歩と端から反発してくると、△7五歩▲同銀△6五金▲6六銀引△同金▲同銀△8六歩▲同歩に△7四角が両取り(変化図)となります。
時刻は17時を回り、封じ手まで1時間を切りました。控室では、この局面で封じ手に入る可能性が示唆されています。
2026年1月24日 (土)

