藤井聡太王将に永瀬拓矢九段が挑戦するALSOK杯第75期王将戦七番勝負第1局は、19時36分に137手で永瀬九段の勝ちとなりました。消費時間は▲永瀬7時間59分、△藤井7時間59分。
第2局は1月24・25日に京都市「伏見稲荷大社」で指されます。
2026年1月
2026年1月12日 (月)
先手に勝ち筋
終盤戦に突入
図は7四の角を4七に成った局面。神谷八段は「(6九に)飛車を打たないの」と意外そうな声を上げていました。△4七角成に対しては▲5八銀か▲7五銀が有力と見られています。前者は4七馬を移動させて、▲8五銀△同飛▲7四角の王手飛車を実現させる組み立てです。神谷八段の予想は後者で、実戦もそのように進みました。
現地大盤解説会 2日目(2)
掛川市ステンドグラス美術館
16時過ぎの控室の様子
現地大盤解説会 2日目
中盤の難所

図は8八にいた玉を7七に早逃げした局面。先手玉は△5六角▲同歩△8七銀の脅威にさらされていたので、城を抜け出して安全地帯に避難させました。神谷八段は△5五銀のぶつけを予想しています。7四角のにらみがあるため、以下▲同銀だと△2九角成で飛車を素抜かれてしまいます。形勢自体は先手ペースと見られていますが、まだ決定的な差には至っていません。

図は19時頃の局面。神谷八段は▲5八金打で先手の勝ち筋だと解説しています。戦いが始まってから先手好調の流れが続いていましたが、ようやく長いトンネルを抜け出したかもしれません。




























