終局後インタビューのあと、両対局者は大盤解説会に移動し、ファンに向けてあいさつをしました。
(あいさつする藤井王将)
「本局、かなり早い段階から激しい変化が多かったです。それを長い持ち時間の中で自分なりに考えることができて、課題もありましたが充実感もありました。第2局に向けて、本局を振り返ってよりよい内容で指せるよう頑張ります」
(羽生九段のあいさつ)
「年明け早々にもかかわらず、多くの方にご参加くださりありがたく思っています。
将棋の内容は、難しい中盤が続いていたと思いますが、少しずつ差をつけられたと思います。反省点を考え直して第2局に臨みたいと思います」
(立会人の久保九段のあいさつ)
「立会人として無事に対局が終わってホッとしています。皆さんが注目している対局の立会人を務められて光栄でした。今後も両者の対戦が激しく難解な将棋が続くと思います。第2局第3局と続いていくので、これからもご観戦くださりましたら幸いです」