(続いて記念品贈呈。プレゼンターは歓迎の挨拶を述べた濱田・金田両氏)
記念品は高槻産のヨシ(芦)を使ったトートバッグ、膝掛けなど。市内淀川河川敷の鵜殿地区のヨシ原のヨシは良質なことで知られています。続いて両対局者が抱負を述べました。
(藤井聡太王将)
「第1局は難解な局面が続いた将棋で、8時間という長い持ち時間を使って考えることができ、充実感があった一局だった。明日からも一手一手しっかり考えて、作り上げていくような将棋にしたい。最後まで楽しんでいただけるような熱戦にできたら」
(羽生善治九段)
「高槻市は3年前の王将戦のときに、少しだけ見学をさせていただいて、街をあげて将棋を盛り立てていただいていると感じ、今日も改めて強く思った。検分前には『しろあと歴史館』を見学させていただき、昔の将棋の駒などを見て、高槻という街と将棋は大きな縁があるのではないか、と感じた。第1局は結果としては残念な形で終わってしまったが、気持ちを切り替えて、皆様に楽しんでいただけるような面白い将棋を指せるように、全力を尽くしたい」