囲碁将棋プレミアムでは、木村一基九段が解説しています。
【囲碁将棋プレミアム 第71期ALSOK杯王将戦 七番勝負第1局2日目 渡辺明王将 vs 藤井聡太竜王】
https://www.shogipremium.jp/live/54
【日本将棋連盟HP:1/9(日)、10(月祝)王将戦七番勝負第1局を囲碁将棋プレミアムで独占生中継!】
https://www.shogi.or.jp/news/2022/01/19101.html
木村九段は▲5六角の局面を次のように解説していました。
「4六銀と3七桂の配置に違和感があったのですが、▲5六角でまとまりつつあります。銀が5五を守っていますし、▲3五歩△同歩▲同銀と攻めたときも3四に角と銀が利きます。△6六歩には▲7四歩です」
将棋ソフトが▲5六角に△2四歩を示していました。木村九段も違和感があったものの、有力なようです。
異筋の受けですが、▲3五歩と攻められても△同歩と取りやすくなっています。
まず▲2三角成からの突破がありません。また▲3五同銀に△3六歩と反撃できます。以下▲2五桂に△同歩と取れるのが、△2四歩の効果です。1日目に指された▲8六歩といい、見たこともない手が好手になりやすいようです。相掛かり新時代の戦いといえるでしょう。