(終局直後の対局室)
(勝った永瀬拓矢王座)
□永瀬王座インタビュー
--本局を振り返って
序盤で△9四歩(14手目)という手が入っているのが珍しい将棋だったが、本譜の主張になっていたように思う。形勢はよく分からなかったので互角であればと思っていた。
--封じ手以降の進行については
少し指せていてもおかしくないと思っていたが、具体的にはわからず、難しいと思いながら指していた。
--勝ちを意識したところは。
最後は変な寄せをしてしまったが、最後の△8五金を打って形勢がいいのかなと。
--2勝3敗になった。第6局の抱負は。
次も教えていただけるので、準備して臨みたい。
(敗れた渡辺明王将)
■渡辺王将インタビュー
--本局を振り返って
左辺を押さえられ、▲8八銀(41手目)の辺りでは、5八玉型で頑張ればさほどと思っていたが、そのあと1筋と3筋に手をつけられ、玉の居場所がわからなくなった。その辺りの指し方に問題があったと思う。
--次局に向けて
連敗になってしまったが、気を取り直してやりたい。