角換わり相早繰り銀 9時35分の局面。角換わりは相腰掛け銀が主流ですが、本局は相早繰り銀になりました。図の局面の前例は先手31勝、後手31勝、1千日手。両者は2018年12月の叡王戦本戦でこの形を指しています。当時は91手で先手の渡辺王将が勝ちました。 (渡辺王将が17手目に▲3七銀と趣向を見せた) (広瀬八段は20手目△7三銀と対抗した)