18時30分から掛川グランドホテル「シャングリラ スイート」で前夜祭が開催されました。
「あけましておめでとうございます。いよいよ明日、令和の初の王将戦が始まります。将棋界は新年の掛川城対局で始まるということが定着してきた感じがいたしますので、引き続き来年も開催できればと思っております。渡辺王将と広瀬八段の対戦ということで、素晴らしい戦いになるのではないかと思います。本日はどうもありがとうございました」
「まずは11年連続で素晴らしい対局場で開催できるということで、関係各位、掛川の皆様方に御礼申し上げます。脂の乗りきった30代の両者という、楽しみな対局が実現しました。対局が勝ったほうにはさまざまな衣装を着てもらうことになりますが、昨年渡辺さんから衣装がぬるすぎるというご指摘をいただきましたので、対局とともに楽しみにしていただければと思います」
「皆様、本日は大阪王将杯王将戦の前夜祭にお越しいただき、ありがとうございます。世代が近く、非常に切れ味の鋭い将棋というおふたりの対決となりました。渡辺さんが主導権を取り、広瀬さんが丁寧に面倒を見ていくという展開になるでしょうか。ここ数年でAIが急速に進歩し、その影響でどちらも苦しい時期がありましたが、それを乗り越えて七番勝負に臨みますので、大変盛り上がるシリーズになると期待しております」
「皆様、本日は掛川市にお越しいただきありがとうございます。掛川市はプロの先生の協力も得て将棋のまちづくりに取り組んでいるところであります。また先ほど朝比奈会長より『第70期も掛川で』というお話がありましたが、私としても掛川対局がいつまでも続いてくれればと願っております。新年最初のタイトル戦となりますので、今年の将棋界を大いに盛り上げるスタートの一戦として歴史に残るような名勝負を期待いたします」
「あけましておめでとうございます。我々信用金庫は昨年合併を果たし、これからも地元に根を張り頑張ってまいります。我々の社会同様、近年はAIの進歩とともに将棋も変化してきているということで、ますます魅力のあるものになっていると思います。将棋と実業の社会は環境の変化に適応していく点など、多くの共通点があって学ぶことが多いと王将戦を観戦するたびに感じますので、今後も掛川対局が長く続くことを願っております」
(特別協賛社あいさつは文野直樹・イートアンド株式会社 代表取締役会長)
「本日はお招きいただき、ありがとうございます。歴史ある王将戦ということで、掛川対局は大変盛り上がっていると感じました。我々は大阪王将というリーズナブルな中華料理を提供しており、創業50周年を迎え、将棋メシにも大変注目をいただいております。いよいよ王将戦七番勝負が始まりますが、私どもも日本中の多くの皆様にこの将棋メシをお届けできるよう頑張ってまいります」
(書き起こし=康太)